紅林選手は高卒5年目の昨季、自己最多タイの136試合に出場し、正遊撃手として定位置を確保したが、結果的には21年のレギュラー定着後のシーズンで最少となる2本塁打に終わった
昨季の反省と成長
紅林選手は昨季の成績について振り返り、「長打を打てる体の可動域が足りなかった」と率直に反省の意を示した可動域とは、関節が動くことのできる範囲を指し、選手がスムーズにプレーできるためには重要な要素である
オフシーズンには、各部位の可動域を広げるトレーニングに取り組むことで、打球の角度を改善し、さらなる飛距離を狙う
目指すべき高み
紅林選手は「20本以上は絶対に打ちたい」と自信をのぞかせたこれは、2019年に巨人の坂本選手が遊撃手として記録した40本塁打以来の快挙であり、遊撃手としての新たな歴史を刻む瞬間となる可能性がある
トレーニングと調整の重要性
昨年4月には日本ハム戦で自身初の3失策を記録その後、調整の一環として実施した丸刈りについては「自分の調子を上げるためにやった」と前向きに語り、調子を維持することの大切さを強調した
万全の態勢でシーズンへ
現在、紅林選手は大阪・舞洲の球団施設で調整を進めており、昨年12月に受けた右足甲の手術からもほぼ回復している「レギュラーを取るということは、フルイニングでショートを守ること
そこを目指してやりたい」とし、シーズンに向けての強い意志を見せた
紅林選手は昨シーズンの反省を踏まえて、長打力向上を目指す姿勢を見せています。また、調子を維持するための工夫も取り入れており、自己成長への意欲が伝わります。シーズンに向けての準備が整っている彼の今後に期待が高まります。
キーワード解説
- 可動域とは?:体の関節が動く範囲のことで、選手がスムーズにプレーするには広い可動域が求められます。
- 本塁打とは?:野球で、打者がボールを打って、一回の打席でホームベースに戻ることで得点を獲得することを指します。