田中選手は捕手を立たせた状態で30球、次に座らせて16球を投げ、スライダーやスプリットなどの変化球も交えた多彩な投球を披露した
「思ったよりしっかり投げられました
良かったと思います」と田中投手は、自身の投球内容を振り返った
特に重視したのは「バランスよく投げること」であり、投球の際にはその良好なバランスを意識していたことを明かした
「もうそこが一番大事なんで、常にそこを意識して、いいバランスで投げられるように」と語る田中投手の姿勢は、プロフェッショナルなアスリートとしての意気込みを感じさせる
ブルペンでの投球練習は、チームメートたちが後ろから見守る中で行われた
田中投手は「もうできるだけ、意識はしないようにしました」と少し照れくさそうに答えた
途中で捕手を務めた山瀬選手は、「オーラがありました
ちょっと怖かったです」と、田中選手の存在感に圧倒された様子を語った
田中将大選手の巨人での自主トレーニングは、新たな挑戦の第一歩となる。本格的なシーズンを前に、彼の投球技術や意識するポイントが気になるところ。また、チームメートからの反応も、田中選手がいかに影響を与えているかを示している。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、試合中に投手が準備をするための専用エリアです。ここで投手はウォーミングアップを行い、ゲームに出る準備を整えます。
- スライダーとは?:スライダーは、投球時に横に曲がる変化球です。打者にとっては、直球と見分けがつきにくく、非常に打ちにくい球種の一つです。
- スプリットとは?:スプリットは、ボールを縦に大きく沈ませる変化球です。投球直後に急激に落下するため、打者はタイミングを取りにくくなります。