北海道日本ハムファイターズの関連記事

日本ハム伊藤大海、沖縄での自主トレを開始し新たな調整法を実践

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムファイターズの伊藤大海投手(27)が、28日に沖縄・名護で先乗り自主トレに合流し、約20球のブルペン投球を行いました

この時期の投球練習は、新庄監督から指名された4月1日の本拠地開幕戦、ソフトバンク戦に向けた重要な準備と位置づけられています

新しい調整法と火曜日のブルペン劇場

昨シーズンの“金曜ローテショー”同様、伊藤は今季もほぼ中6日での調整を進める方針を示しました

中6日とは、投手が先発登板の間に6日あることを指し、その間に投球練習や調整を行います

このようなリズムを持つことは、投手にとってコンディションを維持するために非常に重要です

環境に配慮した調整法

初日から約20球のブルペン投球を行った伊藤は、沖縄の気温が午前9時で約13度前後だったことにも関わらず、黒い半袖シャツを着用し、投球を続けました

彼は自身の投球スタイルにこだわりを持ち、「寒いです

でも、試合では長袖で投げないので」と述べ、どんな環境でも試合の状況を意識した調整を心掛けています

火曜日に投げる意義

伊藤は「今日は火曜日なので、サイクルを作るのに無理して投げた方がいいかなと思った」と語り、この日が火曜日であることに特別な意味を見出しました

公式戦初登板は4月1日、火曜日ですので、その日を見据えた調整を進めていることが分かります

成功体験を活かす
昨季の経験と成功を基に、伊藤はイメージを持って調整を行います

昨季は開幕戦で見事な投球を披露し、球団の開幕投手として勝利を収めました

彼は今季も同様の成功をおさめることを目指しています

年度 試合日 相手 投球内容 結果
2023 4月1日 ソフトバンク 6回101球、4安打9三振無失点 白星(勝利)
伊藤は「体は順調に動いていますが、今日の投球は全然良くない」と冷静に振り返りつつ、「体の感じが大事」とし、今後の調整に努めることを強調しました

約2カ月後の本拠地開幕戦に向けた準備を整える彼は、勝利を手にするためのシナリオをしっかりと頭に描いています

【永野高輔】伊藤大海投手が新たに設けた“火曜ブルペン入り劇場”は、試合に向けた準備として非常に戦略的です。自らの経験を基にした調整法が、成功をもたらすことを期待する声が高まっています。どのような結果になるか、今後の動きが楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペン:投手が投球練習を行う専用のエリアで、試合前にコンディションを整えるために使用されます。
  • 中6日:投手が試合に出るまでの日数で、頻繁に投げるリズムを作るために重要です。
  • サイクル:投手が投球練習や試合を行うリズムのことを指し、安定したパフォーマンスを維持します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。