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巨人・山瀬が田中将大の初ブルペン投球で貴重な経験を得る

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プロ野球・巨人の山瀬慎之助捕手(23)が、元メジャーリーガーで現在巨人に所属する田中将大投手(36)の初ブルペン投球の相手を務めた

これは、2025年1月29日に行われた1軍合同自主トレーニングの2日目の出来事だ

初ブルペン猛練習での出会い

合同自主トレーニングを始めたばかりの山瀬は、ウオーミングアップ後にブルペンの方に目をやり、田中が投球練習をしているのを発見した

「誰かが投げているのが見えたので走っていきました」と、駆けつけた理由を語った

田中の投球が始まると、山瀬はこの貴重な機会に対して「もういただきますって感じで」と嬉しそうに応じた

多彩な球種を披露

田中はこのセッションで、スライダー、フォーク、ツーシームなど多彩な球種を駆使し、計31球を投げ込んだ

山瀬はその投球をしっかりと受け止め、「満遍なく球種を投げていて、全部の球が良かったです」と感想を述べた

特に、ツーシームのインコースへのコントロールや、スライダーの両サイドの投げ分けについて絶賛した

田中とのコミュニケーション

緊張感漂うブルペン練習の中で、山瀬は「ボールを投げ込む田中聖に対してはちょっと怖かったです」と本音を漏らしたものの、練習後には互いに意見交換を行いながら関係を深めた

「今日投げた球種では、僕はこの球で組み立てたいなと思いました」といった具体的なコミュニケーションが行われた

正捕手争いの厳しさ
今季から新たに甲斐拓也捕手(32)が加入し、山瀬にとっては正捕手争いが一層厳しくなっている

彼は「捕手として出場する機会は減るかもしれませんが、自主トレでいろいろと話していて、甲斐さんと一緒に過ごせたら多くを学べる」と強い意気込みを見せた

今回のブルペン練習で山瀬選手は田中選手から貴重な経験を得たようです。田中選手の多彩な球種を受け、また彼とのコミュニケーションを通じて、捕手としての成長を意識している様子が伺えます。激化する正捕手争いを前にした彼にとって、これらの経験は重要なステップになりそうです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンは、試合中に登板するピッチャーがウォーミングアップをする場所を指します。
  • ツーシームとは?:ツーシームは、ボールの回転を制御しながら投げることで、打者から見てボールが内側に切れ込むように投げるピッチの一種です。
  • スライダーとは?:スライダーは、ボールが横に滑るように切れる変化球で、打者がスイングした際にミスを誘いやすい球種です。
  • フォークとは?:フォークは、ボールが急激に落ちるように投げる変化球で、特に三振を狙いたい場面で使用されます。

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