ヤクルト、高津監督が春季キャンプで投手陣再建を宣言

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東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督が、2月1日から開始される春季キャンプを沖縄・浦添で行うことを発表し、「サバイバルキャンプ」を通じて投手陣の再建に取り組む意向を示しました

昨季、チームの防御率は3.64とリーグ最下位に沈んでおり、今回のキャンプでは、「若い選手や新しい人たちがチームを救ってくれる」と新戦力の台頭を期待しています

春季キャンプでは、序盤から選手たちに生き残りを意識させるスケジュールを組み、第2クールの4日からは「ライブBP」(バッティングピッチャーによる実戦形式の打撃練習)を予定しています

例年より早く実戦形式に入ることで、選手たちに積極的なアピールを求めます

「一部を除いて皆が競争している

ローテーションやレギュラー、ベンチ入り、1軍の枠を早くから争ってほしい」と高津監督は語り、初実戦となる広島戦(15日)に向けての競争心を煽ります

新戦力として、ドラフト3位の荘司宏太(24=セガサミー)や育成3位の下川隼佑(24=オイシックス)、広島からの移籍選手である矢崎、前巨人の鈴木康、2年目の石原らが中心となり、1軍に抜てきされています

一方、昨季に60試合以上登板した大西(60試合)、木沢(55試合)、山本(44試合)、小沢(40試合)らの中継ぎ投手は2軍スタートとなり、彼らは開幕を見据えた調整に入ります

高津監督は、練習量を増やし、選手たちの成長を促す方針を示しています

「球数制限はあるものの、しっかり投げ込み、投球数をこなしてほしい」とメッセージを送り、チームの投手陣の立て直しを目指します

3年ぶりのリーグ奪還を視野に入れ、「打つのは放っておいても打つと思う」と明言し、打撃面は安心材料としています

今季も高津監督のタクトの下、ヤクルトの選手たちが進化することが期待されています

このニュースでは、ヤクルトの高津監督が春季キャンプを通じて投手陣の再建に力を入れる姿勢が印象的です。新戦力の活躍や競争の雰囲気がチーム全体に良い影響を与えることを期待したいです。
ネットの反応

ヤクルトスワローズの高津監督が新シーズンに向けた抱負を語ったことに対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています

特に、若い選手や新しい選手がチームを救ってくれることへの期待が多く見受けられました

しかし、多くのファンは「若手をどこまで我慢強く起用できるか」が課題であると指摘しています

投手陣の再建には捕手の力も重要との意見もあり、チーム全体のバランスが求められています

また、ヤクルトの今年のチームが上位進出や優勝を果たすことを望む声が多い中、助っ人選手のコンディションの不安や、若手投手の起用がどうなるかに注目が集まる状況です

特に、先発投手陣の構成について、多くのファンが不安を感じており、昨季フル回転した選手を2軍に据える意義や、若手の先発としての成長を望む意見が目立っています

一方で、若い選手が活躍するためには、奇跡的な活躍が必要であり、ファンはその可能性を信じています

しかし、選手の育成に対する不安や采配に対する批判も少なくなく、特に「新しい人が救ってくれる」という部分については、育成の責任を監督が果たすべきとの意見もあります

打撃力の低下が問題視され、投手陣の改善と同時に打撃力向上も求められています

果たして、今年のヤクルトは期待通りのパフォーマンスを見せることができるのでしょうか

ネットコメントを一部抜粋

  • 投手陣再建のためには捕手の力も必要。今年はうまく運用できるかな?
  • 若手が出てくることはそうなんだけど、若手ををどこまで我慢強く起用できるかだと思う。
  • 「若い選手、新しい人。そういう人たちが大げさかもしれないが、チームを救ってくれると思う」さすが高津監督。
  • 打つ打つと言われながらここ2年チーム打率よくないからね。今年は頼みますよ。
  • 新しい人が救ってくれるって、いい加減自分で育ててくださいよ。
キーワード解説

  • 春季キャンプとは?春季キャンプは、プロ野球チームがシーズン前に選手の技術や体力を向上させるために行うトレーニング合宿のことです。
  • ライブBPとは?ライブBP(バッティングピッチャー)は、練習中に投手が実際の試合のように打者に投球を行う形式の練習で、選手の実戦感覚を養うために行われます。
  • 防御率とは?防御率は、投手が許した自責点を投球回数で割った数字で、投手の実力を示す重要な指標の一つです。

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