阪神ドラフト1位・伊原選手、実戦デビューに向けてブルペン投球を披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースのドラフト1位指名を受けた伊原陵人投手(24歳、NTT西日本)が29日、沖縄・宜野座村にあるエントリー宜野座スタジアムで行われた先乗り合同自主トレ初日にブルペン投球を行い、変化球を含む36球を順調に投じた

これにより、春季キャンプにおける実戦デビューへの期待が膨らんでいる

ブルペンでの投球内容

伊原選手は、ブルペンに入る際には緊張感を漂わせながらも、淡々とした表情で36球を投げ込んだ

これまでに行った新人合同自主トレでは、都合3度のブルペン投球を施行

変化球の一つであるスライダーも試し、捕手を務めた中川選手からは「切れがありました」といった高評価を得た

今後の展望と意気込み

春季キャンプは2月1日から始まり、8日と9日に1軍と2軍の合同紅白戦が予定されている

伊原選手は、「アピールしないといけない立場なので、自分の持ち味をキャンプ中に出せるようにしたい」と実戦登板に向けての意欲を語った

先輩選手からの刺激

ブルペンでの練習中、伊原選手は智弁学園の先輩でもある村上選手の投球を間近で見ており、彼の成長を感じ取った

「自分が思っている以上に村上さんも仕上がっていた」と語るなど、先輩選手からの影響も受けながら自身の成長にも意欲を燃やしている様子が伺える

実戦デビュー
2021年 2月7日、紅白戦に登板(伊藤将・佐藤蓮)
2022年 2月20日、中日との練習試合に登板(鈴木・桐敷)
2023年 2月12日、紅白戦に登板(富田)
2024年 2月12日、合同紅白戦に登板(椎葉・石黒・津田・松原)
期待される即戦力左腕の伊原選手

ブルペンでの志を持ちながら、地に足を着けたトレーニングを続け、実戦デビューの場を迎える準備を整えている

阪神のドラフト1位選手である伊原投手が実戦デビューに向けて順調な調整を行っている。特にブルペンでの投球に対して先輩選手からの評価も高く、期待が高まる。時には他の選手との比較を通じて、自身の成長を感じようとしている姿勢が見受けられる。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?:プロ野球において、ドラフトの結果、最も評価された選手がチームに指名され、入団する制度のことを指します。
  • ブルペンとは?:野球において、ピッチャーが試合中に投球練習を行う専用のエリアのことです。ここでの投球は実戦に向けた調整を目的としています。
  • アピールとは?:選手が自分の能力を監督やコーチ、ファンに示すことを言います。実績を積むことが期待される場面でよく使われる言葉です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。