阪神、兵庫日産と環境配慮の新パートナーシップを発表

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阪神電鉄と阪神は、2025年1月30日、兵庫日産自動車株式会社との間で「ファームスポンサー」と「ゼロカーボンベースボールパークパートナー」の契約を締結することを発表しました

この新しい取り組みは、環境に配慮した球場の運営を目指し、阪神の新しい2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」に関連しています

新たな施設の概要

この「ゼロカーボンベースボールパーク」は、兵庫県尼崎市に、2025年3月に開業予定です

施設内には、太陽光パネルや蓄電池が設置され、省エネルギー化が徹底されます

さらにこの施設は、エリア内で生成した再生可能エネルギーを活用することで、二酸化炭素(CO2)排出の実質ゼロを目指す取り組みの一環として運用されます

日産の電気自動車を導入

新施設では、日産自動車の電気自動車(EV)「日産アリア」を社用車として導入します

EVとは、電池を動力源とし、排出ガスを出さない環境に優しい自動車のことです

環境への配慮をアピール

平田勝男2軍監督(65歳)は、「ゼロカーボンベースボールパークの社用車になるということで、地球環境にも優しいし、今の時代に即している」とコメント

糸井嘉男スペシャルアンバサダー(43歳)も、施設の環境への配慮を強調し、「エコにも力を入れている施設なので、ぜひファンのみなさんにもお越しいただいて、尼崎を盛り上げていきます」と呼びかけました

トークムービーの公開予定

また、この取り組みのプロモーションの一環として、平田監督と糸井SAが「日産アリア」に乗車し、それぞれの想いや考えを語るトークムービーが後日公開される予定です

こうした活動を通じて、環境への意識を高めることを目指しています

阪神が兵庫日産との新たなパートナーシップを発表し、環境に優しい球場の運営に向けた取り組みを進めていることは非常に意義深い。プロスポーツチームが環境問題に意識を向ける姿勢は、ファンや地域社会にも影響を与えることが期待される。これからの地球環境のためにも、こうした努力が広がることを望む。
キーワード解説

  • ファームスポンサーとは?:ファームスポンサーとは、プロスポーツチームがその練習やトレーニングを行うための施設や運営に関して、企業や団体からのサポートを受けることです。
  • ゼロカーボンとは?:ゼロカーボンとは、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出を実質的にゼロにすることを目指す取り組みです。これには、再生可能エネルギーの使用やエネルギー効率の良い設備の導入などが含まれます。
  • 電気自動車(EV)とは?:電気自動車(EV)とは、内燃機関を使用せず、電池から得た電力で走行する自動車のことです。そのため、走行中は排出ガスを出さないため、環境に優しいとされています。

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