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武内夏暉投手がリハビリ開始、苦手打者・水谷瞬との対決に意欲

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昨年のパ・リーグ新人王、埼玉西武ライオンズの武内夏暉投手(23)が、2月1日から二、三軍キャンプ地である高知・春野でリハビリを開始することを発表した

自主トレ中に左肘に痛みを訴え、検査を受けた結果、「左肘内側側副靱帯不全損傷」との診断を受けた

このため、3週間のノースロー(投球を行わない期間)を余儀なくされた

努力を惜しまない彼は、「先のことは考えず、目の前のことを必死にやりたい」と語り、回復に向けた前向きな姿勢を見せている

復帰時期が5月中になる可能性が高い中、彼には「今年はぜひ最優秀防御率のタイトルを取りたい」という目標がある

昨シーズンの彼の防御率は2.17で、最も優れた成績を持つソフトバンクのモイネロ(1.88)には及ばなかったが、その挑戦心は未だ衰えていない

しかし、武内投手には唯一の「天敵」と言える打者が存在する

北海道日本ハムファイターズの新星、水谷瞬外野手(23)だ

武内投手は、水谷選手との対戦時に「たぶん5割ぐらい打たれていて、どの球種を投げても打たれているイメージがある」と話し、苦手なバッターとして名指しした

昨シーズン、彼が水谷選手に対して記録した成績は18打数10安打で、驚異の打率5割5分6厘を記録している

武内投手は通算被打率2割2分6厘を持ちながらも、水谷選手には唯一、2桁安打を許した

この相性の悪さに対し、「パワーもありますし、内角の対応も素晴らしい」と水谷選手を称賛する言葉を口にした

武内投手と水谷選手はこのシーズン共に24歳となり、新たなパ・リーグの顔として注目されることになる

武内選手の怪我の影響が懸念される中、彼が自己の目標に向かって強い意欲を見せる姿勢は、多くのファンに勇気を与える。特に「天敵」とされる水谷選手との再対決は、両選手にとって重要な試合となるだろう。今後の成長に期待が寄せられる。
キーワード解説

  • ノースローとは?: 投球練習を一時中断し、投げない期間を設けること。ケガからの回復やトレーニングの一環として行われる。
  • 防御率とは?: 投手が与えた失点を元に算出する指標で、投手の成績を示す重要な数値。失点が少ないほど良い投手とされる。
  • 被打率とは?: 投手が投げた球を打たれた打数に対して、どれだけヒットを許したかを示す割合。低ければ低いほど良い投手とされる。

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