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阪神 鳴尾浜球場が30年の歴史に幕、新たなスタートへの決意

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2025年1月31日、阪神タイガースは、鳴尾浜球場での練習施設の開放が30日をもって最終日を迎えたことを発表した

3月からは尼崎・大物に新たな2軍施設が移転予定で、平田勝男2軍監督(65)は施設の閉鎖をしんみりと語った

思い出のシーン

平田監督は「寂しいよ

(開場から)30年か

いろいろ(思い出は)あるけど、パッと出てくるのは、横田の奇跡のバックホームだよな」と振り返った

これは、2019年9月26日のウエスタン・ソフトバンク戦において、脳腫瘍との闘いを経て引退を迎えた横田慎太郎さん(23年7月18日に28歳で逝去)が中堅から本塁突入を試みた二塁走者に対し、ノーバウンド送球でアウトにした印象的なシーンを指している

精神を受け継ぐ

平田監督は、「あの精神はみんな受け継いでいる」とも述べ、選手たちが持つ横田さんの精神を大切にし、新しい拠点であるSGLスタジアムでも「野球をやれる喜びと感謝の気持ちを忘れずにやっていきたい」と決意を新たにした

鳴尾浜球場の歴史

出来事
1994年鳴尾浜球場の開場
2019年横田慎太郎のバックホーム
1994年に開場した鳴尾浜球場は、阪神の若手選手育成の舞台として多くの記憶を刻んできた

この場で流された血と汗は、今後の選手たちの道標となることだろう

阪神タイガースが30年の歴史を持つ鳴尾浜球場の練習施設を閉鎖するという決定は、チームにとって非常に大きな節目となります。多くの思い出が詰まったこの場で培われた精神は新しい施設でも受け継がれるべきで、選手たちが未来へ向けて成長していく姿を見守りたいと思います。
キーワード解説

  • 鳴尾浜球場とは? 鳴尾浜球場は1994年に開場され、阪神タイガースの2軍選手の育成や練習の場として利用されてきた野球場です。
  • ノーバウンド送球とは? ノーバウンド送球は、ボールを地面にバウンドさせずに、選手が直で相手に送球する技術のことを指し、正確性が求められます。
  • 精神とは? 精神とは、選手が持つ意志や気持ちのことで、横田慎太郎さんの場合、病気に負けず最後まで野球に情熱を注いだ姿勢を指します。

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