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ヤクルトがドラフト2位で指名した新星モイセエフ・ニキータ外野手、期待の声高まる

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 村上宗隆選手のメジャーリーグビーグ移籍が間近に迫る中、東京ヤクルトスワローズはドラフト2位でモイセエフ・ニキータ(豊川高)選手を指名した

この外野手は昨年の全国高校野球選手権で放った豪快な本塁打によって長打力が注目されており、強肩と打球判断能力にも定評がある

“ポスト村上”としての期待が高まる中、彼のプロ1年目に向けた抱負を聞いた

プロ入りへの意気込みと成長の証

――ドラフトでの指名について、どのように感じていますか?
モイセエフ:「思っていたよりも早く指名されて驚いています

ヤクルトの評価が高いと聞いて、期待に応える結果を出していきたいです

プロ入りは新たなスタートでもあり、ここからが勝負だと思っています

」 夏の愛知大会では、5回戦で敗退したものの、彼は状況を冷静に分析していた

「警戒され敬遠も多かったですが、他のピッチャーの球を見極める力はついてきたと思う」と語った

結果として、試合でのパフォーマンスを上げていく必要性を感じているようだ

目標はトリプルスリー、総合力のある選手を目指す

――これからの練習では何に集中しているのでしょうか?
モイセエフ:「トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を目指しています

打撃だけでなく、走塁や守備にも力を入れていきたいと思っており、スピード強化にも取り組んでいます

」 具体的には、引退後にチューブを使ったトレーニングを実施しており、フォームチェックも行っているとのこと

また、ヤクルトにはトリプルスリーを達成した山田哲人選手がいるため、アドバイスを受けることにも期待している

――新天地での神宮球場については、どのように感じていますか?
モイセエフ:「過去の球場とは全く景色が異なり、神宮球場は本塁打を打つには有利な環境だと思います

」 最後に、プロ野球の厳しさやスピードに慣れる準備をしっかりと行い、早く一軍の舞台に立ちたいという強い意志を感じさせた

ヤクルトの新入団選手モイセエフ・ニキータ選手がドラフト2位で指名され、期待の声が高まっています。彼の目標として挙げたトリプルスリーや本塁打に対する意気込みは、プロ野球の厳しさと魅力を感じさせるものでした。これからの成長に期待したいです。
キーワード解説

  • トリプルスリーとは? 3割の打率、30本塁打、30盗塁を同時に達成する非常に難しい目標のことです。
  • 本塁打とは? 野球において、打者がボールを打ってグラウンドの外に飛ばし、1周することによって4点を得ることです。
  • 敬遠とは? 打者が打つことを避けるために、故意にボールを投げることです。主に、強打者に対して行われます。

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