1月31日に沖縄で行われた自主トレでは、充実した投球練習を披露し、さらなる成長を目指して意気込みを語った
昨年、侍ジャパンに初選出された藤平は、その剛腕を武器に中継ぎとして47試合に登板
0勝1敗、1セーブ、20ホールド、そして防御率1.75という成績を残した
自主トレでの意識と成果
キャンプイン前日、藤平は自主トレの一環として立ち投げで15球、中腰の捕手に5球を投げ込むなど、合計20球の投球を行った彼は「まだ(捕手が)座ってもないので、ちょっと分かりませんが、体はすごくよく動いていて、順調だと思います」と成果を語った
最初は30球の予定だったが、思いのほか体の動きが良く、練習を早めに切り上げた
技術向上への取り組み
藤平は、トレーナーに自身の後ろに立ってもらい、同じ体勢で投球するという自主トレーニングを行っているそれによって「再現性を高めるために、開くのを抑えるように投げています」と其の狙いを明かした
今オフも先輩投手の岸孝之(40)とともに自主トレを行い、走り込みと投げ込みに注力した
中継ぎ転向の影響
昨季の中継ぎ転向により、藤平は新たな挑戦を続けている「気持ちは全く変わらず、僕も1年しかやっていないので、そんなに立場が変わったとは思っていない
もう1回いい位置で投げられるようにアピールしていきたい」と意気込みを見せる
剛腕リリーバーとしての成長が期待されている
藤平投手が中継ぎ転向2年目を迎え、順調な調整を進めている姿は、ファンにとって大きな期待感を呼び起こす。特に、走り込みや投げ込みに重点を置き、自身の技術を向上させる姿勢は、プロ野球選手としてのプロ意識の高さを感じさせる。彼の成長が楽天にどのような成果をもたらすのか、今後のシーズンから目が離せない。
キーワード解説
- 中継ぎとは?:中継ぎは、試合中に先発投手が降板した後、後を引き継いで投げる投手のことです。試合の流れを維持する重要な役割を持っています。
- 自主トレとは?:自主トレは、選手自身が計画して行うトレーニングのこと。チームのトレーニングキャンプとは別に、選手の自主性に任せて進められます。
- ホールドとは?:ホールドは、リリーフ投手が試合を引き締めた時間的価値を示す指標です。リードを守って試合を終えた場合に記録されます。