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日本ハムドラフトの裏側を支える山田顧問、80歳を迎えてなお精力的に活動

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北海道日本ハムファイターズは、長い歴史を背負うスカウト部長の山田正雄顧問(80)の存在を支えに、さらなる選手育成に向けて躍進を続けている

山田顧問は、ダルビッシュ有選手の1位指名や大谷翔平選手の獲得において重要な役割を果たしており、その独自の選手評価は多くの関係者に影響を与えてきた

ダルビッシュ有選手との思い出

山田顧問がダルビッシュ有選手に注目したのは、彼がU18日本代表として戦う姿を見た時だ

「打たれて降りた後、どうするかと思って見ていたら、ベンチの前に出てワーワー応援してた

大丈夫だと思ったね」という言葉は、選手のメンタリティの重要性を示している

これは、ダルビッシュ選手が持っている勝負根性が評価された瞬間であった

技術を重視した評価基準

また、山田顧問は大学生選手の技術にも注目している

19年には、ある大学生が変化球に崩されてファウルを打ったとき、「ファウルになるのがいいよね

あれがフェアゾーンに飛ばずにね」と語った

このように、打者の技術や試合中の反応から選手のポテンシャルを見抜く能力は、彼にとって特別な洞察を持っていることを証明している

今後の展望と意欲

昨年の9月に80歳を迎え、出張の機会は減ったものの、山田顧問は依然として新しい才能を探索する姿勢を持ち続けている

「この辺(関東)から掘り出し物が出てきたら僕だと思って」と語るその表情には、これまでの歴史を含む野球への情熱が感じられる

日本ハムの山田顧問は、選手育成において重要な役割を担ってきた人物です。80歳になってもなお精力的で、次世代の選手たちに目を光らせています。その姿勢は、選手にだけでなく、球団関係者にとっても刺激となるでしょう。
キーワード解説

  • スカウト:選手の獲得を目的に、各地を回って選手の能力を評価する役割
  • ドラフト:プロのチームが選手を指名する制度で、選手が希望する球団へ入団するための重要なイベント
  • メンタリティ:選手や人が持つ精神的な強さや思考のスタイルのこと
  • ポテンシャル:選手が将来的に持っている能力や可能性のこと

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