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巨人・阿部監督が“鬼の目”キャンプを予告、若手選手の徹底チェックに意欲

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リーグ連覇と13年ぶりの日本一を目指す読売ジャイアンツの阿部慎之助監督(45)は、31日に行われた宮崎神宮での必勝祈願を終え、新シーズンに向けての厳しいトレーニングキャンプの方針を明らかにした

監督は若手選手を中心に、オフシーズンの自主トレーニングの成果を厳しくチェックし、能力が不足と判断した場合には、思い切った選手の入れ替えも辞さない姿勢を示した

キャンプのテーマと厳しい指導方針

阿部監督は青空の下、選手たちと共に宮崎神宮での必勝祈願を行い、2年目を迎えるキャンプに向けての心構えを語った

「とにかく見てるよ、みんなを」と述べ、選手一人一人の取り組みをしっかり見届けていく考えを強調した

特に若手選手には「質より量」を求め、自分が満足していても、監督が見逃すような行動では評価されないと厳しく警告した

昨季の教訓を生かす

昨季、読売ジャイアンツはリーグ優勝を果たしたものの、CSファイナルステージでDeNAに敗北を喫した

この悔しさを糧に、阿部監督は今季の大きな使命を再確認

13年ぶりの日本一を目指すためには、チーム全体の底上げが必要不可欠であり、自主トレーニングを怠った選手にはファーム(二軍)行きもありうるとした

激しいレギュラー争いを見込む

競争が激化するレギュラー争いについては、岡本と吉川以外は流動的な状況であるとし、「明日からオープン戦まで見て考えようかな」と発言

約2ヶ月間に渡る激しい競争に期待を寄せた

夕方には全体ミーティングを行い、全選手に対して「何が何でも勝つ」「何が何でも抑える」という強い意志を持ってシーズンを戦うことを求める訓示を行った

新人選手の意気込み
ドラフト1位の石塚選手(花咲徳栄)は、この日から始まる2軍キャンプに向けて「プロ野球選手のスタートだと思う」と意気込んでおり、砂浜での練習に取り組む姿が見られた

ファンとして宮崎に来た12年前からプロ選手としての自覚を持ち、子供たちの憧れとなる選手を目指すと力強く語った

今回の阿部監督の方針は、若手選手にとって自身の成長の機会であると同時に、厳しい環境における競争が重要であることを再認識させます。特に自主トレ期間の成果を期待される中で、選手たちがどれほどの努力を見せるかが注目されるでしょう。
キーワード解説

  • 監督とは?監督はチームの指導者であり、選手の育成や試合の戦略を考える役割を担っています。
  • 自主トレとは?自主トレとは、選手が自分の判断で行うトレーニングのことで、チーム練習のない時期に行うことが多いです。
  • ファーム(二軍)とは?ファームは、主に一軍の選手が故障や不調に陥った際に予備の選手が所属するチームで、選手の育成を目的としています。

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