2022年ドラフトの2位指名を受けて日本ハムに入団した金村選手は、プロ2年目となる昨季において、リリーフとして開幕を迎え、防御率0.63という素晴らしい成績を残した
特に、リリーフとしての活躍の後、復帰した先発としての役割も見事にこなした
金村投手は、5月8日のソフトバンク戦での先発復帰以降、5月下旬から8月上旬にかけて10試合連続でクオリティスタート(QS)を記録
このクオリティスタートとは、先発投手がその試合で6イニング以上を投げ、3自責点以下に抑えることを指し、スタートダッシュを決めた形となった
金村選手の持ち球には、140キロ台中盤から後半の直球やツーシーム、さらにはカットボールとスプリットなどがあり、多彩な球種を駆使して打者を翻弄している
その中でも、特に注目されるのはスプリットであり、これは変化球の一種で、ボールが落ちるように見えるため、打者にとっては打ちづらい球種である
昨季のスプリットを使用した際には、ボールゾーンスイング率が51.2%という高い数字を記録しており、これは打者がスイングをする確率が高いことを示唆している
また、被打率は.205、被本塁打はゼロと、非常に安定した数値を示した
加えて、金村選手はストライク率が68.4%を達成し、100イニング以上を投げた投手の中ではトップ5にランクイン
このように高い精度で球を操ることで、先発投手として求められる「少ない球数で長いイニングを投げる」という課題をクリアしている
昨年11月のファン感謝イベントでは、サプライズで開幕投手に指名され、ファンからも期待される存在となっている
シーズンを通じて安定した成績を収めた金村投手
今年も背番号24を背負い、リーグ制覇に向けた日本ハムの中核を担うことが期待されている
金村選手の昨季の成績は、新人選手とは思えないほどの安定感を誇ります。特にスプリットの高いボールゾーンスイング率は、他の投手と差別化されたポイントです。今年も彼のパフォーマンスに期待が寄せられており、チームを牽引する存在になりそうです。
ネットの反応
日本ハムの24歳の投手が開幕投手に指名されたことに対して、多くのファンからコメントが寄せられています
コメントでは、彼の過去の経験や能力が高く評価されています
ファンは、彼が昨年の怪我から復帰し、今年は開幕から先発としての活躍を期待している様子です
また、彼の投球スタイルやデータが西武との相性が良いことも注目されており、分析を通じて最適任であるという意見も多くみられます
特に「51.2」という衝撃的な数値についても関心が集まっており、これが彼の能力にどれほど影響するのか注目されています
開幕投手としての責任感を感じつつも、怪我なくローテーションを守れれば、二桁勝利も見込めるのではないかと期待を寄せるコメントも多いです
また、他の投手から学びながら成長している姿勢が評価されており、金村投手のボールの特性や多彩な変化球も称賛されています
彼の安定した投球や若さに魅了されているファンが、今後の成長を楽しみにしている様子が伺えます
さらに、開幕投手に選ばれた背景として、新庄監督の分析力を評価する意見もあり、思いつきではなく戦略的な判断が行われていることに信頼を寄せるファンも多いようです
全体として、金村投手への期待感は高まりつつあり、成功を願う声が多く聞かれました
ネットコメントを一部抜粋
怪我なく行ったらハムの先発陣充実してるわな
今年は開幕から先発で活躍に期待!
データからも最適任なんだな。楽しみしかない!
金村投手のボールって重そうに見えるんだよな。
開幕投手はエースが投げると言う暗黙の了解ってありますね。
キーワード解説
- クオリティスタートとは?:先発投手が6イニング以上を投げ、3自責点以下に抑える成績を指します。
- スプリットとは?:ボールが落ちるような軌道で落下する変化球。打者にとっては打ちづらい球です。
- ストライク率とは?:投球した球のうち、ストライクとなった割合を示します。高いほどコントロールが良いとされます。