この日、彼は捕手を座らせて直球を中心に投げ込み、充実した表情でチームメイトやファンの期待に応えようとする姿が見られました
山崎投手は「皆さんに期待されていますし、僕自身も期待感を感じることも強い
このままじゃ終われない」と語り、自身の意気込みを示しました
過去オフシーズンには8度ブルペン入りを行っており、その努力が彼の意識の高さを物語っています
彼は通算231セーブという素晴らしい成績を誇る救援右腕ですが、抑えのポジションが確約されているわけではありません
「確約されているもんではないんで、そこに尽きるかなって感じ」と述べ、プレッシャーを感じつつも、冷静にライバル達との競争を見据えています
監督からは「頑張れよ」と声をかけられたものの、抑えの役割について具体的には指示されていないため、山崎投手は「いろんな経験をさせてもらっているが、やっぱりこの勝負に関してはおごりはない」と語り、11年目のシーズンへ向けての強い決意を明らかにしました
山崎康晃投手のブルペンでの投球は、彼の競争心とプロフェッショナリズムを強く示すものでした。抑えのポジションを確保するために、孤独な闘いの中でも彼自身の成長を求めている姿が印象的です。春季キャンプは、彼にとって新たなスタートを切る機会となります。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンとは、試合中に投手が待機し、投球練習を行う場所を指します。通常、チームのベンチから離れた場所に設けられ、調整を行う投手がここで準備を整えます。
- 救援投手とは?:救援投手とは、試合の途中で先発投手に代わって登板し、試合を締める役割を担う投手のことです。特に試合の終盤で登板して試合を守る「抑え投手」として知られています。
- セーブとは?:セーブは、投手が試合を勝利に導く役割を果たした場合に与えられる記録です。これは、リードを守りながら一定条件のもとで登板した時に評価されます。