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日本ハム野村佑希、開幕からの挑戦をつかむ覚悟を示す

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北海道日本ハムファイターズの内野手、野村佑希選手(24)が、沖縄名護で始まった春季キャンプにおいて、開幕4番としての地位を確立するための覚悟を表明しました

新庄監督は、彼に対し開幕から15試合の猶予を与えると発表しましたが、野村はこのチャンスを生かす決意を固めています

キャンプ初日の様子

キャンプ初日は小雨まじりの強風という厳しいコンディションにもかかわらず、冷静にフリー打撃を行った野村

60スイングを行うも柵越えは叶わず、「逆風が強い状態で打つと自分の調子がおかしくなる」と述べ、あえてアーチを狙わずに、バットの芯でボールを捉えることに集中しました

守備への取り組み

打撃練習の後、谷内内野守備走塁コーチとともに特訓を行い、三塁だけでなく一塁守備の強化にも取り組みました

今後は左翼守備にも力を入れ、守れるポジションを増やす一方で、「打てなければポジションがない」と開幕4番の重責を意識しています

新たな挑戦とプレッシャー

昨年11月、ファンフェスで新庄監督がサプライズで彼の開幕4番を発表したことがきっかけとなり、プレッシャーがかかる状況も生まれました

キャンプイン前夜、監督は「15試合で結果を出せなければ2軍行き」と通達し、野村はその言葉を真摯に受け止めています

開幕カードへの意気込み
開幕3連戦は西武との対戦で、野村にとっては「真の4番」を証明する絶好の機会です

過去の開幕カードでは無安打が続き、スタメンを外れる悔しい思いも経験しているため、スローガンとして「鬼門」を打破することを掲げています

「普通は受けられないプレッシャー

成長の場として活かしていきたい」と前向きな姿勢を示しました

プロ野球選手にとって、キャンプの時期はシーズンを見据えた重要な準備期間です。特に野村選手は、新庄監督からのタフな条件を受け入れ、そのプレッシャーを成長の糧にしようとしています。自らの成長を実感するための挑戦は、選手としての資質を試される場でもあり、その意気込みに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • キャンプとは?:プロ野球のシーズン前に選手が集まり、練習やトレーニングを行う期間を指します。選手たちはこの時期に技能を磨き、体力を増強します。
  • フリー打撃とは?:打者が自由にボールを打つ練習のことで、投手が投げたボールを自分の意思で打つことで、打撃の感覚を確認するための重要な練習です。
  • 開幕4番とは?:野球において4番打者は、主にチームの中心選手として得点を狙う役割を担っています。高い打撃能力が求められるポジションで、プレッシャーも大きいです。

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