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プロ野球春季キャンプがスタート、ソフトバンクの前田悠が新技術を披露

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プロ野球の12チームが1日、宮崎県と沖縄県で春季キャンプを一斉に開始しました

ソフトバンクは初日から、A組(1軍)に所属する14人の投手がブルペンに入り、熱のこもった練習を行いました

特に注目を集めたのは、2023年のドラフト1位で入団した前田悠伍投手(19)です

彼はメジャーリーグのカブスに所属する今永昇太投手(31)から学んだ脱力投法を駆使し、49球を投じました

前田は昨年12月にニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)からも指導を受けており、この2人の影響を強く受けていると語りました

特に、彼が口にする「胸で投げる」という表現は、投球時の身体の使い方を示しています

肩や腕の力だけに頼らず、身体全体を使ってボールを投げる技術です

キャンプ初日、前田は自身の成長を実感しつつ、「直球や変化球を駆使して150キロを目指したい」と目標を掲げました

また、千賀から習った「お化けフォーク」も新たな武器として手に入れたとのことです

ブルペンでの投球を見守った小久保監督は、「昨年よりも期待できる選手として育ってきた」と前田に対して高く評価しました

前田の背番号41は、かつて千賀がつけていたものであり、彼にとっては特別な意味を持っています

彼は「千賀選手のようなエースになりたい」と強い意志を示し、プロ2年目の飛躍の年にしたいと夢を語りました

昨年の1軍デビューは挫折もありましたが、その経験を糧にさらなる成長を目指しています

今回のキャンプで前田悠投手が新たな投球技術を取り入れていることは、将来に大いに期待が寄せられます。特に、彼が目指す150キロの直球も、その実現に向けて重要な要素となるでしょう。メジャーリーグの選手たちから学んだ経験が、果たして彼の成長にどう結びつくのか、注目されるところです。
キーワード解説

  • 脱力投法とは?力を入れるのではなく、リラックスした状態で投げる技術です。この方法により、ボールをより遠くに飛ばすことが可能になります。
  • フォークとは?投手が投げる変化球の一つで、投球時に指を使ってボールを一気に下に落とすことで、打者に打ちにくい球を提供します。

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