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中日ドラゴンズ、井上監督が声出しクジで選手育成に新たな取り組み

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◇2月1日 中日春季キャンプ(沖縄・北谷) 中日ドラゴンズの井上一樹監督が斬新なアイデアとして「声出しクジ」を導入することを発表した

この取り組みは、選手のコミュニケーション能力やプレッシャーへの耐性を育てることを目的としており、アグレスタジアム北谷で行われる練習前に実施される

この「声出しクジ」は、選手の名前と目標が記されたボールを箱に入れ、選手がその中から無作為にボールを選ぶ形式

野手と投手それぞれ用の2つの箱が用意され、選ばれた選手は翌日の練習でチームメイトの前に立ち、所定のスピーチを行う義務を負う

この仕組みは、準備と自己表現の重要性を選手に伝えるための意識づけの一環として位置付けられている

井上監督は、「みんなの前で話すことで、選手は準備をするようになる

試合を含めたすべてのことにおいて、準備を怠ることがないようにするための取り組みだ」と述べた

また、選ばれた選手はその晩にスピーチの内容を考えなければならず、公開の場で話すという行為には勇気が必要であり、精神面での成長にもつながるという

初日の2月1日には、投手から藤嶋選手、野手から福永選手が選ばれた

藤嶋選手は選手会長という立場での役割を果たすことが求められ、福永選手は初の規定打席到達を期待される選手として選ばれた

井上監督は、福永選手が自身の新背番号に対する思いを語った際に、「彼なりに考えて発言しているのが伝わってきた」と称賛した

このスピーチには点数が付けられ、最高10点満点の評価がされる

その得点によって、選ばれた選手にはご褒美としてランチの特別メニューが用意されるシステムも設けられている

井上監督は、選手同士の切磋琢磨を促すためにも、こうした緊張感のあるイベントは非常に効果的だと信じている

この取り組みは、選手育成に新しい風を吹き込む試みとして期待される。選手が自分の言葉で発表することで、精神的な成長を促す狙いがある。今後の選手の成長に大いに貢献することが望まれる。
ネットの反応

中日ドラゴンズの井上監督が導入した「恐怖の声出しクジ」に関して、ファンや野球関係者から賛否が分かれるコメントが寄せられました

多くのコメントでは、この試みが選手たちにとって準備の重要性を再認識させるきっかけになるのではないかと期待されています

一方で、古い文化や昭和の習慣に対する懸念の声も目立ち、「このようなやり方は今の時代に合っていない」という指摘がありました

また、自発的に行動できる環境を整えるべきだという意見もあり、クジ引きに対する受け身の姿勢が問題視されることもありました

ただし、井上監督自身の選手との距離の縮め方やコミュニケーション能力を評価し、彼の試みには期待を寄せるコメントもありました

このように、井上監督の導入した声出しクジには賛否があり、選手たちのパフォーマンスやチームの士気向上に寄与するかどうかは、今後の試合で明らかになることでしょう

選手たちがこの取り組みに対してどのように反応し、どれだけ積極的に取り組むのかが注目されています

ネットコメントを一部抜粋

  • 声出しとか古さを感じる…
  • 即席でやるからこそとっさの対応力が身につくんでは?
  • こういう声出しとかって何故か消えない昭和の文化だね。
  • 選手の不摂生が原因だった米騒動…気持ちが弱いと感じてたのだと思う。
  • 井上監督は自分から選手と距離を縮めたり、うまくコミュニケーションを取っていく姿勢が伝わってくる。
キーワード解説

  • 声出しとは?皆の前で話すことを指し、選手のコミュニケーション能力や自己表現力を向上させる目的がある。
  • クジとは?抽選を行うための道具で、無作為に選ばれることから予測不可能な要素を含む。
  • 心技体とは?スポーツにおいて必要な心の強さ(心)、技術(技)、そして体力(体)のバランスを指す概念。

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