今年のチームスローガンは「そのすべては、勝つために
」とし、パフォーマンス向上に対する意気込みが感じられます
キャンプのスタートと初日の様子
初日の石垣島は雨に見舞われ、室内練習場での活動となりましたブルペンでは中村稔弥選手が一番乗りで姿を見せ、他の選手たちも続いて投げ込みを行いました
特に注目されたのは、中森俊介選手です
彼はこれまで走者がいないときに投球する際には「ワインドアップ」という投球スタイルを使用していましたが、この日は「セットポジション」から投げることに変更しました
セットポジションとは、投手がボールを投げる体勢であり、一般的には安定感が増すスタイルです
新たな投球スタイルの確立
練習後、中森選手は「ワインドアップをやめたので、エネルギーの使い方が変わった」と説明しました実際、この日はフォークボールを中心に投げ、多くの球種を投げることはありませんでした
若手選手の奮闘
高卒2年目の木村優人選手は、自主トレーニングでの成果を感じられるようになったと述べ、特に直球のスピードに気を配っていたことを報告しました彼にとって、この初日のブルペンは非常に満足のいくものでした
野手陣の打撃練習
野手組では、昨季のファームで二冠王に輝いた山本大斗選手が打撃練習に励みました栗原健太打撃コーチの指導のもと、彼は足の使い方やタイミングを意識して練習しています
昨年の秋には打率.377を記録した山本選手は、「昨年の後半の良い状態を引き継いでいる」とコメントしました
競争の激化
外野手が多く揃っている中で、今後の競争にも注目が集まります特に、同学年のドラフト1位選手の西川史礁選手の加入が、他の外野手たちにとって刺激となっています
山本選手は「みんながライバル」と語り、競争心を燃やしている様子が伺えました
引き続き努力する選手たち
練習を終えた後も、愛斗選手と松川虎生選手は最後まで練習に打ち込んでいました松川選手は「形を意識しつつ、自分の打撃スタイルを確立するためにしっかり振り込んでいる」と述べ、自身の成長に期待を寄せていました
ロッテの春季キャンプは選手たちの成長に向けた重要なステップであり、投手陣の戦略や打者陣の競争が見どころとなっています。特に若手選手たちの積極的な姿勢が、今後のシーズンに対する期待感を高める要因となっています。
キーワード解説
- キャンプとは？：春季キャンプは、プロ野球選手たちがシーズン前に体力や技術を向上させるための集中トレーニングの場です。
- フォークボールとは？：フォークボールは、ボールが落下するような軌道を描く変化球で、打者を惑わせるために使用されます。
- ワインドアップとは？：ワインドアップは、投手が投球前に行う一連の動作で、ボールの勢いを増すために使われます。
- セットポジションとは？：セットポジションは、走者がいる時に投手が使用するポジションで、投球の準備をするための体勢です。
