全体練習が始まる約1時間半前、午前8時35分に球場に到着した藤川監督は、早出練習組が午前8時15分頃に到着していたことから、すでに早朝から動き出していた
藤川監督は、選手たちの新たなスタートに対して強い責任感を抱いている様子を見せた
「今回は選手たちの初日ですから、任せるのではなく、自分もこのキャンプに参加している以上、彼らの様子を見ておく責任があります」と語った
特に、高卒2年目の山田選手や期待の新人・井坪選手を選出したことについては、「選手たちに万が一のことがあったら監督として良くない」と、慎重に見守る姿勢を示した
練習後も、夕刻に主力選手である佐藤輝選手や大山選手の特守(特別守備練習)をチェックする姿が見受けられた
「当然のことだと思っています
彼らの表情や動きを見ることが大切です」と語った藤川監督は、朝から日が暮れるまで精力的に選手たちを見守り続けた
新指揮官としての役割に自覚を持ちつつも、選手たちに対しては柔らかい笑顔を見せ、「翌日以降、睡眠の問題などがたたるかもしれませんが、よく寝られているので問題ありません」と話し、超速日程に含みを持たせていた
藤川球児監督が春季キャンプを早くから始めた姿勢は、チームへの強い責任感と選手に対する思いやりを感じさせます。新しい環境の中で選手一人一人を気にかける姿は、今後のシーズンに向けて非常に重要です。選手たちの成長を促す環境作りができているかが成功のカギとなるでしょう。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?春季キャンプは、プロ野球チームがシーズン開始前に行う練習合宿のことです。選手たちは新しい戦術や練習を行い、チームの結束を強める大切な期間です。
- 特守とは?特守は、選手が守備の技術を高めるために行う特別な練習を指します。通常の練習よりもその選手のポジションに特化した内容で行われます。
- 責任感とは?責任感とは、自分の行動や言動に対して責任を持つという気持ちです。特に監督やリーダーに求められる大切な資質です。