このキャンプでは、新加入の田中将大投手がマンツーマンで久保康生巡回投手コーチから指導を受けました
田中投手は昨季の成績が芳しくなく、今季は復活を目指しています
一方、チームを率いる阿部慎之助監督は、指導方針を久保コーチに全面的に任せることを明かしました
田中投手の指導方針
久保コーチは、田中投手の昨年の投球映像を確認し、彼のフォームに問題があることを指摘しました「勝っている時期はフォームがすごく正しい」と述べ、勝てなくなった原因を考察しました
彼は「肘の故障もあったため、体をシンプルに使うことを目指す」と選手の体の動かし方について説明しました
初日の練習内容
春季キャンプ初日の練習では、久保コーチが田中投手の重心や体重移動、頭の位置を確認しながら密着指導を行いました「強い投球につながるよう、しっかりとした手順を踏んでいく」と強調し、急がずに時間をかけて取り組む姿勢を見せました
手首の使い方についての指導
また、久保コーチは「田中投手は手首をリラックスして柔らかく使いたい」とし、フォーム改造において手首の使い方が重要であることを説明しました指導はしていないものの、田中投手自身が感覚をつかんできているとのことです
久保コーチは「勝てる要素を含んだピッチングフォームを期待している」とコメントしました
田中将大投手に対する久保コーチの指導内容は、選手の成長を強く意識したものです。マンツーマンでじっくりと基本を見直す姿勢が見られ、不安定な昨季からの復活を目指すにあたっての良いアプローチだと思います。
キーワード解説
- マンツーマン指導とは？：専門的なトレーニング方法で、指導者と選手が1対1で行う指導スタイルです。個別に対応することで選手の技術向上を図ります。
- 肘の故障とは？：野球選手に多い怪我で、特に投手に見られる症状です。肘を痛めることで、投球フォームに影響を与え、パフォーマンスが低下することがあります。
- フォーム改造とは？：選手がより良いパフォーマンスを発揮するために、投球や打撃の基本動作を見直し、改善することを指します。
