オリックス・バファローズの関連記事

オリックス・岸田監督、春季キャンプ初日を見守る「V奪還」を宣言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オリックス・バファローズの岸田護監督(43)は、春季キャンプ初日を迎え、宮崎のSOKKENNスタジアムで精力的に選手たちの練習をチェックした

就任1年目の岸田監督は、前オーナーである宮内義彦シニア・チェアマン(89)から「完璧を求めすぎるな」との激励を受け、自らのビジョン「V奪還」への強い思いを新たにした

あいにくの雨に見舞われた宮崎だが、岸田監督の表情は晴れやかだった

初日から選手たちの様子を見守りながら、「いいスタートが切れた

活気もあり、選手たちはしっかり準備ができている」と手応えを語った

練習は、効率的な内容にするために午前は投手、午後は野手に分けた2部練習で進行された

投手陣のキャッチボールやブルペンでの投球練習に加え、野手の打撃練習もじっくりと観察

さらには、ルーキーたちのB組の練習場にも足を運び、全選手の動きを見逃さなかった

岸田監督は、気温が低下する予報を受け、8日と9日に予定されていた紅白戦を11日と12日に延期する決断を下した

この慎重な調整は、選手のケガを未然に防ぐための重要な判断である

監督就任後初の春季キャンプを迎える岸田監督は、元総帥からの助言を受けて緊張がほぐれる一幕も

宮内前オーナーから「肩の力を抜いて

完璧を求めすぎないように」という言葉を受け取り、重圧を感じる中でも「肝に銘じておきたい」と述べた

監督としての意気込みを固めた岸田監督は、「いい報告ができるように」とチームを頂点へ導く決意を新たにした

最後に、「みんなで一致団結して戦っていく準備を整えていきたい」と熱く語り、今年のチームのキャッチフレーズ「常熱」を実現すべく動き始めた

冷え込みが続く宮崎の地を熱く盛り上げる姿勢に、ファン期待も高まる

オリックス・岸田監督の春季キャンプ初日は、選手たちの準備状況や意気込みを伝える良い機会となった。前オーナーからの助言を受け、監督としての責任を感じる中でも、自信を持ってチームを導く姿勢が見えた。これからの練習や戦略がどのように実を結ぶのか、注目が集まる。
キーワード解説

  • 岸田監督とは?:岸田護監督は、オリックス・バファローズの監督で、2024年シーズンからチームを指揮している。
  • 春季キャンプとは?:プロ野球チームがシーズン前に行う練習合宿のことで、選手の調整や戦略の確認が行われる。
  • 紅白戦とは?:チーム内で選手が二つのグループに分かれて行う練習試合のこと。戦力の把握や選手の調子を見るために行われる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。