彼が目指すのは、200奪三振という大記録であり、それを実現するために「直立」と呼ばれる新たな投球スタイルを意識している
今井は、今キャンプの初日からブルペン入りし、投球フォームに改良を加えた
具体的には、セットポジション時のスタンスをこれまでの肩幅から1足分、右側に寄せることで、傾斜がないマウンドの頂点に近づく位置取りを実現した
これにより、投球時のロスを減少させる効果が期待されており、今井は「セットに入った時点でどういう球がいくか決まっている
立ち方だけできれば、ある程度の制球はできる」と自信を深めている
初日からの屋外ブルペン投球は、急な変更ながらも気温10度の中、今井は半袖姿で13球を投じたが、「寒かったですよ」と苦笑いを浮かべた
今井は、これで2年連続で開幕投手に指名される強力な右腕であり、奪三振王を目指して冷静な調整を進めている
彼は「速い球を投げたいという欲を出さずに開幕を迎えたい」と意気込みを語ったが、その冷静さは彼のためとなるだろう
この投球スタイルの変化は、今井のフィジカル面だけでなく、メンタル面でも大きな影響を与えていると言える
2025年に向けた今井の挑戦から目が離せない
今井の新しい投球スタイル「直立」は、彼の奪三振を増やす戦略として注目されています。投球フォームの改善は、成功だけでなく、選手としての成長にもつながるでしょう。彼の意欲的な姿勢は、今後のパフォーマンスに大きな影響を与えるはずです。
キーワード解説
- 奪三振とは?:奪三振は、投手が三振を取ることを指します。これは敵打者がバットでボールを打つことができず、判定されてアウトとなることから成り立っています。
- ブルペンとは?:ブルペンは、投手が実戦前に投球練習を行うための場所です。選手はここで球速や制球力を確認し、試合に備えます。
- セットポジションとは?:セットポジションは投手が投球する際の基本的な姿勢で、特にランナーが出ている際にこの姿勢から投球することが求められます。