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巨人ドラフト1位・石塚裕惺、キャンプ初日でプロ初アーチを放つ

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巨人のドラフト1位選手、石塚裕惺内野手(18歳)は、2月2日に行われた2軍のキャンプ初の屋外フリー打撃において、待望のプロ初ホームランを記録した

打撃練習が行われたひむかスタジアムで、石塚は26スイング目にして公式戦に華々しく生還し、左中間の芝生席へ打球を打ち込んだ

石塚選手は、「(ファンや首脳陣に)見られている中で、りきみなど出ちゃうところがあった」と振り返り、自身の打撃に冷静な姿勢を示した

全体のスイングは32回に及び、初日は1本のホームランに終わったものの、池田を支えるための居残りフリー打撃では自らのポテンシャルを遺憾なく発揮

約40分間で放った打球は下に弾かれ、3本のホームランを記録した

打撃投手を務めた矢野謙次2軍打撃チーフコーチは、「石塚のバッティングに興奮しちゃった」と笑顔を交え、石塚の成長に期待を寄せた

石塚選手は、「盛り上げてくれるコーチや先輩のおかげで緊張せずにやれた」と感謝の意を表し、「外ではりきみが出たりドライブ回転が増えたりしたので、しっかり質の良い打球が打てるようにしたい」とリベンジを誓った

キャンプ初日には、室内で練習する際に着用したユニホーム、背番号「23」も初めて屋外で着用

「やっぱりユニホームを着ると重みを感じる

重圧がかかっている」と緊張感を滲ませつつも、川相昌弘2軍野手総合コーチ(60歳)からは「いい感じにできているよ」との指導を受け、攻守ともに手応えを感じている様子だった

また、練習の後には即席サイン会を開き、ファンに対しても積極的に対応した

充実した2日目を終えた石塚選手に対して阿部監督も、温かいまなざしを向け、「しっかり体づくりをして、思いっきりやってほしい」と激励した

石塚選手は「高校時代とは全く異なる環境で練習ができ、良い経験ができている」と述べ、次のステップへの意気込みを語った

石塚選手のキャンプ初日での活躍は、今後のシーズンへの期待をさらに高めるものである。これは単なるスタートに過ぎず、選手の成長と努力が重要であることを改めて示した。
キーワード解説

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