今年のキャンプでは「世代交代」「若返り」をテーマに掲げ、実際の練習スタイルにも変化が見られる
2日、宮崎・日南で初めて屋外での守備練習が行われたが、昨季までレギュラーとして活躍していた二塁手の菊池涼介(34)と中堅手の秋山翔吾(36)が不在だった
新井監督は、彼らの不在について「『入らなくていい』と伝えた
彼らはすでに全ての勝手を分かっているから、いきなり全ての練習に参加する必要はない」と語っている
これは、彼らの実力と経験を考慮した上で、若手選手にチャンスを与える狙いがある
特に内野陣では新陳代謝の意図が明確に示されている
小園は三塁から遊撃、二塁へとポジションを次々に変え、昨季初のゴールデン・グラブ(GG)賞を受賞した矢野が遊撃を守る
二塁にはオリックスから現役ドラフトで加入した山足や、高卒6年目の韮沢、大卒2年目の佐藤が揃い、三塁には林や高卒2年目の内田が加わり、山足を除く全員が25歳以下という新たな布陣が整った
一方、一塁では外野との併用で堂林や昨季9本塁打の末包が起用され、次世代の主力育成と攻守両面の強化が図られている
菊池と秋山というチームに不可欠な存在を温存しつつ、若手の成長を促す試みは新井監督の戦略であり、キャンプの終盤には再び「横一線」の競争が繰り広げられることが予想されている
「ラスボス」とも言える菊池と秋山に続く後継者は誰になるのか、若鯉たちの挑戦にも期待が高まる
若手選手にとっては、こういった世代交代は貴重なチャンスです。菊池選手や秋山選手はもちろん素晴らしい選手ですが、次の世代にバトンを渡すための環境作りが進んでいることは、チームの将来にとって重要なステップと言えるでしょう。新井監督の意図がどのように結果に結びつくのか、期待が高まります。
ネットの反応
広島の新井監督が「世代交代」に真剣に取り組む姿勢が、ファンや関係者の間で強く感じられています
特に、菊池涼介選手と秋山翔吾選手は、球団にとって欠かせない存在であり、彼らの後継者を見つけることが急務だという意見が多数寄せられています
「どっちも2000本安打目指してるから、後継者が早めに現れると、記録達成が遅くなるというジレンマもある」という意見もあり、選手個々の目標とチーム全体の進行に矛盾が生じる可能性があります
理想的には、この二人が記録を達成しつつ、若手への世代交代を迅速に行ってほしいという期待があります
コメントの中には、「若手にチャンスを与えてほしい」と願う声や、「世代交代が実行できるのか心配」と懸念を示す意見も見られました
特に「世代交代って口では言えるが実行できるのか?」という不安の声は、多くのファンに共感されていました
また、若手選手が結果を出すことで、ベテラン選手がスタメンから外れることも期待されており、「若い選手があまりに良くてベテランが出てこれないのがいい」という意見もありました
これにより、チームの未来を背負える選手たちの育成が急がれるとの思いが含まれています
ファンは、監督が言葉だけでなく、実際に若手起用を進めてくれることを期待しているのが現状です
ネットコメントを一部抜粋
どっちも2000本安打目指してるから、後継者が早めに現れると、記録達成が遅くなるというジレンマもある。
菊池も秋山も、ずっとレギュラーを張って活躍してほしいけど世代交代は必ず進めないといけない。
若い選手があまりに良くてベテランが出てこれないのがいいのだけどね。
世代交代って口では言えるが実行できるのか?今から後継者を探しても遅いのでは!
フレッシュな名前が出てきて嬉しい。菊池も秋山も活躍してほしいが、脅かす選手が出てきてほしい。
キーワード解説
- 世代交代とは?新しい選手に経験豊富な選手の役割を受け継がせることです。
- ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球選手の守備能力を評価する賞で、特に優秀な守備をした選手に贈られます。
- ポジションとは?野球における選手の役割や位置のことを指し、内野手や外野手、投手などが存在します。