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広島・常広羽也斗選手、春季キャンプでの打撃投手としての活躍

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2025年2月3日、広島の春季キャンプが日南で行われ、常広羽也斗投手(23)が初の打撃投手として登板し、注目を集めた

常広選手は「ゾーンに入ったストレートは全部良かったかな」と自信を見せ、相手打者に対してコントロールの良い投球を披露した

この日は計25球を投げ、その中で安打性のボールはわずかに1本だった

常広選手は、打者に対して直球を投げ込むことを意識し、打者を詰まらせる場面や、ファウルを多く誘う場面が目立った

彼は「強い球もたくさんあった

キャンプ前からやってきたことが出せたと思う」と手応えを感じていた

打撃投手は、選手の希望制で行われ、常広選手が早い段階から志願した理由について、彼は「ブルペンで良い球を投げても、それが打たれてしまうかもしれない

打者相手に実際に投げないと分からないことがある」と説明した

実戦に近い形での練習により、自らの現在地を確認し、さらなるレベルアップを図っている

新井監督は、常広選手の志願登板を評価し、「『今年、ローテーションをつかむぞ』という気持ちの表れ」と述べ、その意欲を後押しした

開幕ローテーション争いでは、大瀬良選手、床田選手、森下選手のローテ入りが確実視されており、残り3枠を巡る競争が激化している

常広選手は次のシート打撃での登板を予定しており、「打者を差し込む球を投げることがテーマ」と語っている

また、彼は侍ジャパンの最終候補にも名を連ねており、春の大目標に向かって前進している

常広羽也斗選手の打撃投手としての取り組みは、開幕に向けた意欲を強く感じさせるものです。競争が厳しい中で、自身の実力を試す姿勢が評価され、期待が高まります。新井監督のサポートも心強く、シーズンの活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 打撃投手とは?プロ野球において、打撃練習を行う打者に対して投球を行う役割を持つ選手。投手としての実力を確認し、打者との対戦感覚を磨くために重要な練習の一環です。
  • ローテーションとは?野球チームにおいて、先発投手が登板する順番や組み合わせのこと。シーズン中の試合において、どの投手がいつ登板するかを計画することで、チーム全体のパフォーマンスを最適化します。
  • ゾーンとは?選手が練習や試合中に生じる集中した状態のこと。特にパフォーマンスが向上し、良い結果が出やすい精神的な状態とも言えます。
  • 侍ジャパンとは?日本の野球代表チームの愛称。国際大会で日本を代表して戦うチームであり、そのメンバーになることは選手にとって名誉なこととされています。

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