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日本ハム 伊藤大海、新球「キックチェンジ」を試投 準備進む開幕戦へ

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2月2日、沖縄・名護で行われた日本ハムの春季キャンプにおいて、昨季最多勝を獲得した伊藤大海投手が初めてブルペンに入り、新球「キックチェンジ」を試投しました

キャンプ初日でもあり、彼は計27球を投げ込み、新球の感触を確かめる場面が見受けられました

新球「キックチェンジ」とは

「キックチェンジ」は、チェンジアップの一種であり、特に左打者に有効な球種です

この球はシンカー軌道で外角に逃げつつ、鋭く落ちる特性を持っています

従来のチェンジアップよりも球速がやや遅く、スプリットと比較しても味付けが異なります

昨季の成績と昨年の経験

伊藤は昨季、14勝を記録し、勝率も高く評価されている投手です

彼は昨年のクライマックスシリーズでの敗北から、この新球の必要性を感じ、新たな武器として「キックチェンジ」の習得に挑んでいます

投球練習の様子

ブルペンでは、伊藤は中指を立てて新球を握り、合計22球を試投した後、捕手に向かってさらに5球を投げました

彼はその後、「成長させていきたい球という位置付け」として、新球の改良に取り組んでいます

新球の可能性と課題
球を受けた捕手の進籐は、「初めての感じ」と驚きを表現していますが、伊藤自身は「1球だけやたら落ちた」とその出来には満足していない様子でした

引き続きキャンプでの投げ込みを通じて、その完成度を高めていく予定です

伊藤大海投手の新球「キックチェンジ」の習得過程は、彼の向上心を際立たせるものです。特に昨年のクライマックスシリーズでの糧を生かす姿勢は、プロの投手として重要です。この新球が開幕戦での彼の武器になることを期待したいです。
キーワード解説

  • キックチェンジとは?
  • チェンジアップとは?
  • スプリットとは?

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