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広島の若手内田湘大、春季キャンプでの進化を遂げる

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今年の広島春季キャンプには、多くの若手選手が1軍キャンプに参加しており、その中でも特に注目を集めているのが内田湘大内野手(20)だ

利根商から2022年のドラフト2位で入団した内田選手は、昨季最終戦でプロ初出場を果たし、1打席目にプロ初安打を記録するという嬉しい瞬間を迎えた

内田選手は今キャンプに向けて、昨秋からの課題を克服しようと努力してきた

昨シーズンまでは、振り出す際の動きが多く、始動の形が定まっていなかったためにスムーズな打撃ができなかったが、ノーステップ打法を試みるなど試行錯誤を重ねた

その結果、今シーズンはより洗練されてきた打撃フォームでキャンプに挑んでいる

特に今年の自主トレでは、カブスの鈴木選手の助言を受け、両足を狭めた構えから振り出すスタイルに変更した

「タイミングの取り方をシンプルにしたところがすごく良かった

シンプルな分、考えることもない」という内田選手の言葉が示すように、今までの複雑な動きから解放されたことで、より効果的なバッティングが実現している

また、キャンプ初日から居残り特打を行うなど、内田選手は努力を惜しまない

打撃マシンとの距離を縮めてスイングを行い、「無駄な動きもできない」と意識し、クイック対策やタイミングの取り方に集中した姿勢を見せている

これにより、首脳陣の評価も高まり、朝山打撃コーチは「良くなっている

すぐに打ちにいける形ができているのでロスがなくなった」と期待を寄せている

前日2日には、フリー打撃で常広選手と対戦し、初球の真っすぐを力強く左翼前に打ち返した

調整の強度が上がり、実戦でのパフォーマンスが問われる中、内田選手は「結果にこだわる」と意気込みを語り、「アピールです

とにかくアピールを頑張りたい」と開幕1軍への強い意志を示している

内田湘大選手の成長には目を見張るものがあります。彼の取り組み姿勢や、試行錯誤の過程を知ると、ますます応援したくなります。春季キャンプを通じて、どのように進化していくのか、今後の実戦での活躍が楽しみです。
ネットの反応

内田湘大選手へのコメントは、彼の成長と将来性に期待を寄せるものが多く、特に鈴木選手の影響力を評価する声が目立ちます

また、内田選手と仲田選手への期待が強く、体格や将来性についての言及が見受けられます

かつての名選手たちのような「長距離砲」に育ってほしいという願望が強調されています

中でも「ドンドン使って欲しい」というように、公式戦での起用を期待する声が多くあります

一方で、打撃コーチ陣に対する厳しい批判も多く、「何をしているのか?」と疑問を投げかけるコメントが複数見られ、コーチ陣の役割やその成果に対する不満が表現されています

特に、鈴木選手とのトレーニングで内田選手が得たタイミングの取り方について言及するコメントもあり、これらの影響をコーチ陣が生かせていないという指摘が目立ちます

全体的に、内田選手や他の若手選手の育成がカープの勝利にとって重要であるとの意見が多く見られます

これらのコメントからは、カープファンの期待と不安が渦巻いている様子が感じられます

ネットコメントを一部抜粋

  • 内田君と仲田君に期待しています。
  • 大きいのがしっかり打てる。
  • 若手でいい選手が出てきて欲しい。
  • ともかくシーズンで結果残してください。
  • 内田が素晴らしいのは技術云々より大きな怪我をしていないこと。
キーワード解説

  • ノーステップ打法とは?:ランナーがいる場合にベースからのスタートを早くするため、踏み出す足を使わずにそのままバットを振る打法のこと。
  • 自主トレとは?:球団の練習がない間に選手自身が行うトレーニングや練習のこと。
  • 居残り特打とは?:通常の練習後に、さらに打撃練習を残って行うことを指す。

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