戸郷投手はこの日、25球中3球をカットボールとして投げ、おさえの岸田選手とともに変化の確認を行いました
カットボールとは?
カットボールは、投球の際にボールの握り方を工夫することで、バッターに向かって少しだけ横に変化する特性を持つ球種ですこの球種は特にストライクゾーンに入った後に急速に曲がり、打者を惑わせる効果があるため、メジャーリーグでも人気の球種となっています
手応えを感じた戸郷投手
戸郷投手は「今年はすごく手応えが良かったので、幅を広げるために使おうかなと思っています」と新球種への期待を語るとともに、「出力を上げて、傾斜でどのように変化をするのかを確かめたくて投げました」と説明しましたこれまでの挑戦と成功
戸郷投手はカットボールに関してはおととしから挑戦しており、これまでの実戦ではなかなか思うように変化を得られず、封印していた経緯がありますしかし、昨年9月に広島の大瀬良投手からカットボールの握りをアドバイスされたことで、好感触を手に入れました
「思ったよりも曲がりも、捕手の反応も良かった」と感じているようで、「オープン戦で試してみないと分からないが、実際の試合で使っていけたら」と意気込みを見せました
戸郷投手のカットボールへの挑戦は、さらなる成長を目指すための重要な一歩です。投手が新しい球種を取り入れることは、対打者に対する有利な戦略を作り出すための工夫でもあり、特にカットボールは効果的な武器となる可能性があります。新たな投球スタイルが実戦でどのように発揮されるか、今後の注目が集まります。
キーワード解説
- カットボールとは?バッターに対して少しだけ横に曲がる特性を持つ投球で、打者を惑わせる効果があります。