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巨人の戸郷翔征、カットボールを試投し新たな進化を目指す

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巨人の戸郷翔征投手が2月3日、宮崎キャンプにおいてブルペンに入り、新しい球種であるカットボールを試投しました

戸郷投手はこの日、25球中3球をカットボールとして投げ、おさえの岸田選手とともに変化の確認を行いました

カットボールとは?

カットボールは、投球の際にボールの握り方を工夫することで、バッターに向かって少しだけ横に変化する特性を持つ球種です

この球種は特にストライクゾーンに入った後に急速に曲がり、打者を惑わせる効果があるため、メジャーリーグでも人気の球種となっています

手応えを感じた戸郷投手

戸郷投手は「今年はすごく手応えが良かったので、幅を広げるために使おうかなと思っています」と新球種への期待を語るとともに、「出力を上げて、傾斜でどのように変化をするのかを確かめたくて投げました」と説明しました

これまでの挑戦と成功

戸郷投手はカットボールに関してはおととしから挑戦しており、これまでの実戦ではなかなか思うように変化を得られず、封印していた経緯があります

しかし、昨年9月に広島の大瀬良投手からカットボールの握りをアドバイスされたことで、好感触を手に入れました

「思ったよりも曲がりも、捕手の反応も良かった」と感じているようで、「オープン戦で試してみないと分からないが、実際の試合で使っていけたら」と意気込みを見せました

戸郷投手のカットボールへの挑戦は、さらなる成長を目指すための重要な一歩です。投手が新しい球種を取り入れることは、対打者に対する有利な戦略を作り出すための工夫でもあり、特にカットボールは効果的な武器となる可能性があります。新たな投球スタイルが実戦でどのように発揮されるか、今後の注目が集まります。
キーワード解説

  • カットボールとは?バッターに対して少しだけ横に曲がる特性を持つ投球で、打者を惑わせる効果があります。

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