高橋選手は、3年ぶりに誕生日をキャンプ地の宮崎・南郷で迎え、33球の初ブルペンを行った際に「たくさんの方におめでとうと言っていただけて、すごくうれしい」と述べ、自らの心境を語った
昨季は、右肩の不安から出遅れ、結果として0勝11敗、防御率3.87という屈辱的な成績を残した
高橋選手は11年目を迎える今季を「今年は勝負の年
プロ野球人生の分岐点だと思います
振り返った時にいいシーズンだったなと思える年にしたい」と語り、リベンジを誓った
新しい体作りと投球スタイル
昨年、体重を増やした肉体を若干絞り込み、扱いに慣れてきた高橋選手は、「今年は今まで以上に仕上げてきたので、その分オーバーワークになってケガをしないことが重要です」と述べたまた、初ブルペンでは捕手を通常よりも約1メートル手前に座らせ、自身の投球スタイルについても説明した
高橋選手は「自分は上から投げるので右に浮いてしまう軌道が嫌
上から投げ下ろす軌道を出したい」と語り、投球のコントロールに対する考え方を示した
「ブルペンで全力で投げても140キロちょっとしか出ないので、試合とブルペンでは球速が10キロ違う
ブルペンで良くしても実戦につながらないと思う」と、新たな調整方法にも言及した
ことしの目標と展望
昨シーズン終了後にはメジャーリーグ挑戦を希望していた高橋選手だが、その熱い思いは一時封印し、昨シーズンの屈辱をバネに再起を図る意識を持ち続けているオフの自主トレから高い意識を持ちながら、早くも手応えを感じ取っている様子だ
さらに「ブルペンで調整するという概念がなくなってきた
対バッターに投げていきたいので、2月中はライブBPを多めに入れてやろうかなと思っています」と、今後の投球調整について積極的に考えていることを明かした
高橋選手の復活が果たされるのか、ライオンズの未来を左右する大きなカギを握っているのは間違いない
高橋光成選手の決意表明は、新シーズンに向けた前向きな姿勢を示しています。昨シーズンの悔しさをバネにするとともに、新しい体作りや投球スタイルに挑戦する意欲が見えます。これからの活躍が期待されます。
キーワード解説
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