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村上宗隆、手術からの復帰に向けた充実した2軍キャンプを振り返る

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ヤクルトの村上宗隆内野手(25)が、右肘のクリーニング手術からのリハビリテーションを経て、2軍キャンプに参加し充実した成果を挙げている

2月2日には25歳の誕生日を迎え、この日から宮崎・西都で行われている2軍キャンプでのトレーニングが本格化した

「9時間トレ」での成果

村上は午前8時に球場入りし、全体メニューを終えた後に特守を行い、約150本のノックを受けるという厳しいトレーニングをこなした

これに続くウエイトトレーニングは午後5時頃まで続き、「すごくいいトレーニングができている」とプロテインを飲み干した

フリー打撃の成果

屋外でのフリー打撃では逆方向を意識し、徐々に力を入れていき、最終的には中堅から左翼方向に8本の柵越えを達成した

その中には逆風を切り裂くような7発も含まれていた

ただし、村上自身は「7割くらいに仕上がってきている」と述べつつも、「外で打った目の慣れとか

体はいけるけど、正確性とか

まだまだここからですね」と自己評価を下方修正した

開幕へ向けたさらなる努力

村上は休日を挟んで第2クールも2軍での調整を継続する予定だ

「焦らず頑張ります

第2クールも同様に頑張るだけです」と語り、手術からの復帰に向けた最後の段階を踏んでいる

250本塁打への挑戦
村上は現在、通算250本塁打に向けてあと26本のホームランが必要で、これを今季中に達成すれば史上最年少での到達となる

過去に清原和博(西武)と同じく、通算100、150、200本の節目で最年少記録を更新している村上が、250号でも王貞治(巨人)の記録に挑む姿が注目されている

さらに、通算1000三振にも近づいており、836試合で913三振という記録を保持しているが、これは試合数よりも三振数が多いという珍しい状況である

村上宗隆選手のキャンプでの過ごし方は、長いリハビリを経て、非常に意欲的なものです。彼の自己評価も正確性を求めている姿勢が垣間見え、プロとしての成長を感じさせます。若手選手として注目される中、彼が持つ力量と努力がどんな成果を生むのか、今後のプレーが楽しみです。
キーワード解説

  • バント練習とは?バント練習は、選手が特定の状況でボールを打って、バットの先端でボールを地面に転がす技術を磨くための練習です。
  • クリーニング手術とは?クリーニング手術は、関節内や周辺に溜まった不要な物質を取り除くための手術で、選手がけがを治すために行うことが多いです。
  • 三振とは?三振は、打者が投手の投げたボールを打てず、ストライクが3回になることを指し、試合の成績に影響を与える重要な要素の一つです。

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