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西武・高橋光成投手が誕生日にブルペン初投球、目線修正で制球力向上を目指す

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西武ライオンズの高橋光成投手(28)が誕生日を迎えた2月3日、宮崎・南郷キャンプで初めてブルペン投球を行い、捕手を約1メートル前に座らせて33球を投げました

この練習では目線のぶれを修正することを狙いとしており、昨シーズンの屈辱をバネにした意気込みが感じられました

目線の重要性と投球練習

高橋投手は捕手の柘植を通常よりも近くに配置し、焦点のぶれをなくすために投球を行いました

ターゲットを近くに設定することで、投げる際の目線を下げ、より効果的な力をボールに伝えることを意識しています

「目線はとても大事

ここが決まれば、狙ったところに投げられます」と理由を語りました

昨シーズンの反省

彼は昨シーズン、開幕から11連敗を喫し、0勝という成績に終わりました

反省点は、投球時に目線が上がり、ボールが右打者の内角高めに逸れてしまうことにありました

この問題は、左肩の位置にも影響を与え、制球を乱す結果となったと説明しています

具体的な数字で見る課題

昨シーズンの直球の被打率は・325に達するなど、相手打者に対する成績が悪化しました

また、平均球速も1キロ減少し、149キロにとどまっています

これに対抗するため、高橋は自主トレでレーザーポイントを使用し、水平な投球フォームを作る練習を続けてきました

ブルペンでの新しいアプローチ
高橋は、「ブルペンで良い投球ができても実戦にはつながらない」という考えから、今後はキャンプ中の調整だけでなく、シーズン中も捕手を前に座らせて目線を確認するという新しいアプローチを取ることを決意しました

28歳の誕生日を迎えた高橋は、「今季は勝負の年であり、野球人生の分岐点になる」と抱負を語り、完全復活を目指す意気込みを見せました

高橋投手のブルペンでのアプローチに注目が集まります。昨季の成績に対する反省から、目線を意識した練習方法に転換したことは非常に重要です。新たな挑戦がどのように彼の成績に影響を与えるのか、今後のシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンとは、投手が試合前や練習中にボールを投げ込む場所を指し、投球の確認や調整を行うためのエリアです。
  • 制球力とは?制球力とは、投手がボールを投げる際に狙った場所に正確に投げる能力を指し、試合での成功には欠かせないスキルです。
  • シャドーピッチングとは?シャドーピッチングとは、実際にボールを投げずにピッチングフォームを練習することで、フォームのチェックや修正を目的とした練習方法です。

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