中日松木平優太投手、開幕ローテーション入りを目指して意気込みを見せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズの松木平優太投手(21歳)が、2025年シーズンに向けて開幕ローテーション入りを狙い、意欲的な練習を行っています

高卒5年目の彼は、キャンプ3日目に行われたフリー打撃に登板し、特に新外国人選手のジェイソン・ボスラー外野手(31歳)を相手に40球を投じました

この日の練習では、制球が乱れる場面も見られましたが、最速146キロを記録

ボスラー選手から高めに投げたボールで空振りを奪うなど、力強さを感じさせました

ちなみに、146キロはプロ野球でのピッチャーとしては平均的な速さですが、松木平選手にとっては今後の体格や技術向上によるさらなる成長が期待されています

選手の成長を支える食事法

今季から背番号「29」を背負う松木平投手

歴代の名投手に名を連ねるこの番号をまとい、体格の向上にも取り組んでいます

「走り込みとウエートトレーニングはもちろん、しっかりと食べてパワーをアップさせる」と、食事にもこだわりを持って高度なトレーニングメニューを見直しています

特に「(高橋)宏斗の倍は食べます」と語る彼は、毎食700グラムのご飯を正確に量り、唐揚げやヨーグルトを含む均等な栄養を意識的に摂取しています

一般的な茶わん1杯のご飯の量が150グラムであることを考慮すると、松木平選手は毎回5杯弱食べる計算となります

食事に力を入れることで、昨季よりも体重が増え、キャンプでは公称85キロから88キロまで増加

しかし、ハードなトレーニングによって2キロは減少したものの、「体重を維持したい」と意欲を見せています

成長への自覚

松木平選手は、2020年の育成ドラフトで3位指名を受けて入団

昨年7月には支配下登録され、急速に成長を遂げてきました

背番号も「206」から「69」に変更し、終盤には2勝を挙げる活躍を見せました

今季は先発投手としての期待が高まっており、「昨年はキャンプを完走することが目標だったが、今年は開幕ローテーションに入ることを目指す」と意識を新たにしました

松木平優太投手の成長と努力が、2025年シーズンの中日にとって重要な資産になることが期待されます

松木平優太選手の取り組みは、プロ選手として非常に真剣であり、本気で自己改善に努めている様子が伝わってきます。栄養管理を意識的に行い、自分自身を高めようとする姿勢は、若い選手にとっても良い手本になるでしょう。彼の今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:フリー打撃は、バッターがピッチャーの投球を受ける練習で、実戦に近い状況でスイングやタイミングを確認する重要な練習です。
  • 制球とは?:制球は、投手が投げた球のコントロールを指し、どれだけ狙った位置にボールを投げられるかが勝負のカギになります。
  • 背番号とは?:背番号は選手を識別するための番号で、特定の番号に歴史的な意味や重みがある場合もあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。