阪神の高寺望夢選手、外野手として新たな挑戦

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阪神タイガースの春季キャンプが行われた3日、監督の藤川球児氏(44)の指示により、高寺望夢内野手(22)がレフトのポジションでシートノックを受ける姿が見られました

この実験的な試みにより、高寺選手が外野手としての能力を試されることになりました

藤川監督は、選手たちに「自由にやってください」と指示し、高寺選手には春季キャンプ前にこの新しい役割についての説明を行ったようです

シートノックでの体験は、普段は二遊間を守っている高寺選手にとって新鮮であり、外野用のグラブを手にして芝生を駆け抜ける姿は、観衆の目を引きました

「ちょっとバッターと距離が遠かったです」、という彼の言葉は、外野手としての初挑戦が彼にとってどれほど特別な経験であったかを物語っています

藤川監督は、高寺選手について「オールラウンダーのところからスタートする」と述べ、熊谷選手や植田選手に続くスペシャリストに育てたい意向を示しています

また、「スタメンで出られるような選手に育ってほしい」という期待も寄せています

高寺選手自身も出場機会を増やすために前向きに取り組む姿勢を見せています

「1軍にいるためには、言われたところで守れるように練習していきたい」と語る彼にとって、守るポジションが増えることはプラスに働くと考えています

昨季、ウエスタンで最多安打を記録した高寺選手は、打撃センスに定評がありますし、打撃練習では何度も柵越えを打つなど、パワーアップも実感しているようです

彼は「実戦ももう少しである

しっかり準備して、試合で結果を残せるようにやっていきたい」と意気込みを見せており、監督のプランに応える意欲に燃えています

このような新たなチャレンジは、チーム全体の活性化にも寄与することでしょう

阪神の高寺選手が外野手に挑戦するという新しい試みは、選手の成長促進だけでなく、チームの戦略にも良い影響を与えそうです。藤川監督の自由な方針は、選手たちのポジションの狭さを解消し、チーム全体の士気を高める可能性があります。新しい挑戦によって、高寺選手がどれだけ成長できるかが注目です。
キーワード解説

  • シートノックとは?一連の捕球練習であり、選手が守備位置でボールをキャッチする技術を磨くための練習です。
  • オールラウンダーとは?複数のポジションをこなすことができる選手のことを指し、チームにとって非常に価値ある存在です。
  • スタメンとは?試合で初めから出場する選手のことを指し、主力選手としてチームの勝利に貢献する重要な役割を持っています。

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