特に、昨年までメジャーリーグのシカゴ・カブスに所属していた鈴木誠也からの指導を受けた“誠也塾”での練習が功を奏したようです
この日の練習では、開幕ローテーション入りが期待される投手、森からの球を相手に、わずか10スイングの中で安打性の当たりを4本記録しました
末包は「投手もまだ全力で投げていない中で、自分の状態をよく知ることができた」と手応えを感じていました
末包は、「6~7割の力でコンタクトを重視したアプローチ」で、左中間フェンス直撃の打球を含む長打を2本放ちました
彼は1月に鈴木と共に自主トレを行い、「練習での100%でのスイングが簡単であることを誠也さんから学んだが、実戦ではいかに力を抜いて振るかが重要だ」と述べ、実践的な技術を身につけていることを示しました
昨シーズンは79試合で9本塁打を放つも、打率は2割3分8厘と安定感を欠いていた末包にとって、この成長は注目に値します
新井監督も「いいスイングになっていた」と評価し、現在取り組んでいることが実戦で生かされれば、コンタクト率も向上するだろうと期待を寄せています
今後、同じ右打者であるファビアン、モンテロとの争いに勝つためにも、末包はさらなる打撃力の向上が求められています
末包昇大選手の成長は昨シーズンの課題を克服しつつあることを示しています。特に、鈴木誠也選手からの指導を通じて得た実践的な技術が大きな要因といえるでしょう。今後の試合でその力を発揮し、競争を勝ち抜いていく姿が楽しみです。
キーワード解説
- ライブBPとは?
- コンタクト重視とは?
- スイングとは?
- 安打性とは?