現在、あと31試合の登板が必要であり、昨シーズンには30試合に登板していることから、今シーズン中の達成も十分に可能だ
歴史的重要な記録に挑戦
これまでプロ野球で通算900試合以上に登板した投手は、岩瀬仁紀選手、中日ドラゴンズで1002試合、米田哲也選手、近鉄バファローズで949試合、金田正一選手、読売ジャイアンツで944試合の3人のみである宮西がこの記録を達成すれば、史上4人目ということになる
オール救援としての新たな歴史
さらに、宮西選手がこの記録を達成することで、オール救援投手としては初の成就となる救援投手とは、先発投手に代わって登板し、試合を締める役割を担う選手で、試合の終盤で重要な局面に登場することが多い
過去の達成者たち
過去の達成者たちの年齢も注目される岩瀬選手は41歳8カ月で、米田選手は37歳2カ月、金田選手は34歳9カ月であった
宮西選手が40歳以上での到達者としては、2人目となる
昨年にはプロ野球史上初の400ホールドを達成した実績を持ち、現在412ホールドを記録している
ホールドポイントへの挑戦
ホールドとは、投手が試合を有利な状況で引き継ぎ、勝利につなげた際に与えられる記録であるこのホールドと救援勝利での合計ポイント、ホールドポイントは449に達しており、450ポイントの達成にも王手をかけている
宮西選手が通算900試合登板に迫っていることは、今シーズンにおける注目点の一つです。40歳を過ぎてなお現役投手として活躍する姿勢は、多くのファンにとって希望の光です。彼の記録が次の世代にどのように受け継がれていくのか、期待が高まります。
キーワード解説
- ホールドとは?:ホールドは、救援投手が試合を優位な状況で受け継ぎ、結果的に勝利に繋がる場合に与えられる記録。投手が試合を締める重要な役割を担う証でもある。
- 救援投手とは?:先発投手が投げ終わった後に登板する投手で、特に試合の終盤に重要な局面で起用される。試合の結果に大きな影響を与える存在である。