千葉経大エース・白根羽琉投手、春季リーグ戦でプロ入りへの想いを語る

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千葉県大学野球リーグ1部に所属する千葉経妙大学のエース、白根羽琉(はる)投手(3年)が、今秋のドラフト候補として注目されている

昨秋のリーグでは先発投手として66回を投げ、防御率1.63をマークし、強力な制球力と多彩な変化球を武器に、主将としてチームを引っ張っている

エースとしての自覚とプロへの道

春季リーグ戦では、千葉経大が優勝することで全日本大学野球選手権の出場権を得ることができる

白根投手は「大学ラストイヤーで自分たち4年生の代が後輩たちを全国に連れていきたい」と熱く語っている

制球力が高い白根投手は、150キロ超の速球投手が一般的となっている大学野球界でも、決して負けないポテンシャルを秘めている

自身の成長を追求する姿勢

昨秋のリーグ戦では、スカウトからの視察もあり、その注目度は急上昇中

白根投手は「プロ入りを考え始めたのは大学に入ったばかりの頃ではなかったが、今はその気持ちが強くなっている」と語り、将来のプロ指名を視野に入れている

投球術に磨きをかける

白根投手は、コントロールと球速の向上を目標に取り組んでおり、「コントロールを落とさずに球速を上げることに挑戦している」と述べた

特に、冬の間はフォームの修正を行い、筋肉の使い方を工夫し、出力を高めることに注力している

新しい投球フォームの成果

1月下旬からはブルペンでの投球練習を始め、「新フォームでは肩や肘への負担が少ない」と手応えを感じている

今季は「勝負の一年にしたい」と決意を新たにしている

白根投手を支える指揮官の思い

千葉経大の小俣監督も白根投手の主将としての成長を見守っている

「周囲に厳しいことも言える彼が責任を持って取り組んでくれる」と信頼を寄せる

指揮官自身も甲府工から杏林大でキャッチャーとして活躍した経験を持ち、野球に対する熱意を持ち続けている

千葉リーグの競争

小俣監督は「千葉リーグはレベルが高く、強豪チームに勝つことが目標」と意気込みを語り、チーム全体の底上げに力を入れている

白根羽琉投手は、エースとしての責任感やプロ入りへの意気込みを強く持っている。特に、自身の投球スタイルを改善しながら、成長を目指している姿勢は多くのスカウトに評価されている。これからの春季リーグ戦でどのような活躍を見せるか、期待が高まる。
キーワード解説

  • エースとは?:チーム内で先発投手の中で最も信頼されている選手のこと。チームを勝利に導く重要な役割を担う。
  • ドラフトとは?:プロ野球の選手を各球団が選ぶための制度。大学や高校から多くの選手が対象となります。
  • リーグ戦とは?:ある特定の期間において複数のチームが定期的に試合を行う形式の大会。順位や成績を競う。

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