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広島・大瀬良、巨人・丸から“戸郷フォーク”の極意を習得

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広島東洋カープの大瀬良大地投手(33)は、巨人・丸佳浩外野手(35)から直接教わった“戸郷フォーク”を試投し、注目を集めている

4日に行われた広島の春季キャンプ(宮崎県日南市)で、大瀬良は笑顔を浮かべながらこの新しい変化球を実践した

大瀬良は、昨年のオールスターゲームでの会話をきっかけに、丸に自らの得意球であるカットボールの極意を教えた

近年、巨人の戸郷投手がそのカットボールに着目し、大瀬良の技術を取り入れていることから、丸に対して“見返り”を要求したという

大瀬良は「丸さんに感謝です」と、教えを受けたフォークを狙ってキャッチボールで試し、約10球を投げ込むなどして技術を磨いた

そのフォークの極意は「挟みすぎないこと」と「リリースは後ろ」という2点であり、彼自身のフォークとも異なる新感覚であると述べた

5日のブルペンではさらなる実践を計画しており、「今はその感覚が分からなくても、練習を重ねれば『これか!』というのが出てくると思います」と期待を寄せている

この技術交流は、元々はライバル同士である両投手によるもので、大瀬良は「キャンプのネタとしては面白い」と、自身の新たな挑戦を楽しんでいる様子であった

自チームだけでなく、敵チームにまで技術を供給することで、意外な技術交流が生まれている

これには、大瀬良が「僕が巨人に送り込んだスパイ」というジョークで笑いを誘う場面もあった

大瀬良投手が巨人の丸選手と技術を交換し合ったエピソードは、プロ野球界の中でも珍しい現象で、ライバル同士が互いの技術を高め合う姿勢は、競争をより活発にする好例です。技術交流を通じて最終的にはファンに楽しんでもらえるようなプレーを見せてほしいです。
ネットの反応

広島東洋カープの大瀬良大地投手が、巨人の戸郷翔征投手にフォークボールを試投したニュースが、ファンの間で大きな注目を集めている要因の一つは、丸佳浩選手を介した技術交換です

若手選手同士の交流が盛んになっている現代の野球界において、ライバル同士であっても技術を分かち合う風潮が形成されてきました

こうした交流を支持するコメントが多く見られ、「技術交流が進むことで各球団の選手のレベルが上がる」と評価する意見が多い倣いです

また、ファンの中には自身がジャイアンツファンであるにもかかわらず、大瀬良投手を応援するという声もあり、選手の人間性や努力に感銘を受けている様子が伺えます

一方で、選手同士の技術交換に疑問を呈する意見もあり、「昔は変化球の握り方は秘密にしていた」というコメントでは、かつての厳しい環境との違いが指摘されていました

さらに、丸選手が巨人に移籍した後の初対戦で、大瀬良投手が彼を完全に抑えた記録に触れつつ、「丸選手には絶対に打たせない」という気持ちが選手同士の競争心を表しています

丸選手が非投手でありながら、他の選手の得意技を理解し、助言を行うシーンがユーモラスに描かれ、ファンの間で話題となっています

最終的に、現役投手間の技術交流が日本野球全体のレベルアップに寄与すると期待されている一方で、個々の選手が自身のスタイルを確立することも重要とされています

このように、選手個々の成長や技術の進化が、野球界においてどのように影響を及ぼしていくかが、今後の焦点となりそうです

ネットコメントを一部抜粋

  • なぜならTVで彼が家族に対しての思いやりを放映して感動して
  • とにかく明るい大瀬良!頑張れよ!
  • こうして技術交流が進んで各球団の投手のレベルが上がっていくのは良いことだと思います
  • ひと昔前は、変化球の握り方や技術は自分の財産で
  • ジャイアンツファンの私でも大瀬良は、素晴らしい投手だと思う。
キーワード解説

  • 戸郷フォークとは? 戸郷フォークは、巨人の戸郷翔征投手が得意とする変化球の一種で、主に打者のタイミングを狂わせるために使用されます。
  • カットボールとは? カットボールは、投手がボールを少しだけ横に切るように投げる球速のある変化球で、特にバッターに対して打ちづらい球筋を作り出します。
  • ブルペンとは? ブルペンは投手が実際の試合の前に投球練習を行う場所で、試合に向けての最終調整が行われます。

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