ロッテ・二木康太、肘を下げた新フォームで新シーズン挑戦へ

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プロ野球ロッテマリーンズの投手、二木康太選手が、肘を下げた新しい投球フォームで2025年のシーズンに挑むことが明らかになりました

二木選手は「2年間一軍で投げられていないので、何かを変えたいと思い、監督やコーチと話し合った結果です」と語り、新フォームの必要性を強調しました

彼は近年、投球フォームを見直す試行錯誤を繰り返してきました

2023年から2024年のシーズン初めにかけ、「横の時間を短くして球を強くしよう」と試みたものの、球速は向上したものの打者の反応が良くなかったとのこと

「自分の特徴的なフォームで勝負することが大切だ」と再認識し、昨シーズンは独特な投球スタイルを模索していました

秋季練習ではストレートとフォームに関して修正を求めており、肘を下げる新しいフォームへの変更も、その一環として進められたようです

二木選手は「肘を下げることが最終的な目標ではなく、強い球を投げるための位置を見つけることが重要」と述べました

肘を下げたフォームへの移行については、「以前はフォーク、スライダー、カーブが持ち球でしたが、肘を下げたことでスライダーの横曲がりが大きくなった」と語り、フォークの感覚が大きく変わったことについては「非常に難しい」と感じています

新たな挑戦について、二木選手は「新しいことをやっているので大変ですが、新たな発見もあり楽しい」と話し、野球をやることに対する新鮮さを感じているとコメントしました

また、シュートやツーシームの投球についてはまだ練習できておらず、最終的には右のインコースにシュートを投げることを目標にしていると語っています

二木選手はプロ入りの2013年から今年で12年目を迎え、初の規定投球回到達やシーズン自己最多の9勝を達成した経験を持っています

しかし、2022年以降一軍登板はなく、今季は生まれ変わった姿での活躍が期待されています

二木選手の新しい挑戦について、あらためて注目が集まります。肘を下げることでストレートの強化が期待されますが、過去の成功体験や苦労を考えると、彼にとって大きな転機となることでしょう。新フォームがどのような結果をもたらすのか、今後のシーズンが待ち遠しいです。
キーワード解説

  • 投球フォームとは? 投手がボールを投げる際の身体の動きや姿勢を指します。正しいフォームは、ボールの速さや制球力、怪我の予防にも重要です。
  • ストレートとは? 投手が最も基本的に投げる直球で、速球とも呼ばれます。打者にとって最も打ちやすいボールの一つであるため、投手にはバリエーションが求められます。
  • フォークとは? 投手が投げる変化球の一種で、落ちる特性があります。直球と比べて速さが求められ、打者にとってはタイミングを取りづらくなります。
  • スライダーとは? 主に横に曲がる変化球で、直球からのバリエーションを増やすために投げられます。球速差と変化の組み合わせが重要です。

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