ヤクルト・小川 泰弘、古田臨時コーチの金言を胸に挑む新シーズン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球、東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手(34)が沖縄の浦添キャンプでブルペン投球を行い、新たな挑戦に向けて着実な一歩を踏み出した

彼は強風と冷え込みの中、100球を投げ込むことに成功し、特に高津臣吾監督(56)から教わった新球種シンカーの習得に注力している

昨季はコンディション不良でわずか12試合の登板、2勝という結果に終わったが、彼はその悔しさを糧に再起を目指す

小川の挑戦と金言

小川は「しっかりと戦えるように毎日準備していきたい」と語り、自身の成長を希望している

シンカーとは、ボールが投げた後に大きく変化する球種で、主に左打者に対して効果的なストレートからの変則球である

彼の新たな挑戦には、高津監督の「指先も器用で、取り組む姿勢が素晴らしい」との言葉が後押ししている

古田元監督の支援

この日、元ヤクルト監督で現在は臨時コーチとしてチームに合流した古田敦也氏(59)が小川の投球に注視し、彼の回復を期待している

古田氏はプロとしての経験を基に「年齢とともに体や球威が変化することは当然」と指摘し、小川に対し「経験値が上がる中で相手を見ながらの投球が求められる」との金言を贈った

捕手陣への指令

さらに、古田氏は捕手陣にも「打率3割指令」を出し、若手投手に対して熱心な指導を行った

彼は自身が現役の際に達成した打率3割の経験をもとに、捕手たちに対し高いレベルの期待を寄せている

古田氏は「次回が最後の捕手役になる」意向を示し、明るい笑顔を見せた

小川投手が新たなシーズンに向け、古田臨時コーチや高津監督からの指導を受けている姿は、彼の再生への強い意志を感じざるを得ません。特にシンカーという新球種を習得しようとする姿勢は、プロとして必要な進化を求めている証でしょう。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • シンカーとは?ボールが投げた後に大きく変化する球種で、特に左打者に対して効果を発揮する。
  • ブルペンとは?投手が投球練習を行うための特別なエリアで、試合前にコンディションを整える場。
  • 指導とは?特定の技術や知識を教えること。スポーツでは選手の成長のための重要な要素である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。