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巨人・小林誠司捕手が注目されるフレーミング技術の重要性

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【球界ここだけの話】田中将大投手の新加入で盛り上がりを見せる巨人キャンプ

特に注目が集まっているのが、小林誠司捕手(35)である

これまで専属捕手を務めていた菅野智之がメジャーリーグのオリオールズに移籍し、さらにソフトバンクから甲斐拓也がフリーエージェント(FA)で移籍したことにより、小林は〝失業危機〟に直面している

一時はソフトバンクが人的補償で指名するのではないかとの憶測も流れたが、小林自身は「チームの力になれるようにできることをしっかりやる」と冷静に語っている

小林が注目される理由の一つが、マー君の加入によって再評価される「フレーミング」技術である

フレーミングとは、捕手が投球を受ける際の捕球術で、球審にストライクと判定してもらえるような捕り方を指す

2007年頃から、メジャーリーグにトラッキングシステムが導入され、ストライクゾーン付近の投球が各捕手によってどのように判定されるかが数値化され始め、フレーミングが重要視されるようになった

日本でも同様であり、DeNAの戸柱恭孝選手も「小林さんは常にプラスの数値」と証言する

しかし、フレーミングの本質が誤解されることも多く、単にミットを動かしてボール球をストライクにする技術だと捉えられがちである

小林は「一番大事なのは、投げている投手が気持ちよく投げられる捕り方

捕球のインパクトとタイミングを重視し、ストライクをボールにされないように意識している」と力説している

実際に小林が実践しているのは、他の捕手よりも前方に座ることである

これにより、捕球ポイントが前側になり、ストライク判定を受ける確率が高まる

プロ野球歴代1位の2963試合に出場した捕手として知られる谷繁元信氏も、「ストライクゾーンが決まっているため、捕手の力でボールをストライクにすることはできないが、ストライクをボールとされないようにするのが最も重要」と述懐している

小林の真摯(しんし)で真剣なキャッチングが、マー君の復活の鍵を握る可能性が高い

(東山貴実)小林誠司選手のフレーミング技術は、ただ単に捕球をするだけでなく、投手の気持ちを考えることでより良い結果を生むものだと示されています。彼の姿勢は、若手選手にとっても素晴らしい模範となるでしょう。また、チーム全体の士気やパフォーマンスにも良い影響を与えると期待されます。
ネットの反応

巨人の捕手である小林誠司選手が、田中将大選手専属の捕手になる可能性について、ファンから多くの意見が寄せられています

一部のコメントでは、専属制度を実施することで小林選手が試合に出場できる機会が得られるのではないかと期待されています

しかし、同時に甲斐選手や大城選手といった他の捕手たちとの兼ね合いから、小林選手の立場が厳しくなるとの指摘も多く見受けられます

特に、甲斐選手が現在の捕手陣での中心的存在とされているため、小林選手の出場機会が限られるのではないかとの懸念が主に聞かれます

また、小林選手が持つフレーミング技術が評価されつつも、他の捕手たちが持つ素晴らしい成績に対抗できるかどうか疑問視する声も多く、数字的な評価において苦戦を強いられるのではないかと考えるファンが多いようです

これに加え、小林選手の過去の実績に対する期待感と、現状のチームの捕手層を踏まえた現実的な評価が交錯しています

さらに、若手捕手である山瀬選手の育成も重要であり、将来的にチームにどのように貢献していくかが注目されるポイントとなっています

全体として、小林選手の存在を望む声とその厳しい立場を理解する意見が入り混じった熱い議論となっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 田中将大専属となると試合に出れるんですね
  • 小林はマー君の専属捕手で賛成です。
  • フレーミングなら大城がめちゃくちゃ上手かったと思うけど
  • 仮に甲斐捕手が不調やケガなら、岸田捕手と大城捕手の正捕手争いになる。
  • 守備の良さを全面に押し出すが、セリーグで8番小林、9番投手の打順は辛い。
キーワード解説

  • フレーミングとは?捕手がストライクと判定されるように捕球する技術を指し、球審に有利な判定をもらうための工夫が求められます。
  • フリーエージェント(FA)とは?選手が他球団との契約交渉を自由に行える制度で、選手にとっては移籍の選択肢が広がる重要な仕組みです。
  • 捕球とは?投手が投げた球を受け止める行為で、捕手の役割の中で非常に重要な技術です。

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