このトレーニングは、久保康生巡回投手コーチの発案によるもので、約17メートルの距離で46球を投げるというものでした
キャンプの第1クールを終えた田中投手は、「ちょっとどころじゃない」と新鮮な気持ちを語り、ジャイアンツに加入1年目としての充実感をあらわにしました
彼は「そういうことばかりですよ」と、トレーニングに対する前向きな姿勢を示しました
新たなトレーニング手法とは
この「魔改造」と呼ばれるトレーニングでは、田中投手は指と掌底(しょうてい)で2個のボールを同時に握り、それをネットに向かって投げる練習を行っています腕を振る際には手首を立てながら投げることで、投球の角度を改善することが目的です
久保コーチは「うまく投げると2個が連なっていくが、手が立たずに横に出てしまうと散らばってしまう」とその意図を明かしました
挑戦を続ける田中投手
田中投手はこの新しいトレーニングに苦戦しながらも笑顔を見せ、「いろんな手応えを感じています」と自信を持って取り組んでいる様子ですまた、「ボールを投げるにしてもいろんな方法で投げたりして、体の使い方を勉強しているなという感じ」と振り返る姿も印象的です
身体的な充実感
田中投手は、「ここ数年、これだけボールを投げることはなかった」と語り、自身の体調の良さを実感しています監督の阿部氏も「プライドもあるでしょうけど、それを捨ててやってくれているんで、すごくありがたい」と彼の姿勢を評価しました
ファンへの感謝の気持ち
さらに、トレーニング後にはファンへのサイン会も実施し、選手としての姿勢とファンへの感謝の気持ちを伝えました明るいシーズンを迎えるため、田中投手と久保コーチの二人三脚の歩みは続いていきます
田中将大投手が新しいトレーニングに挑戦する姿は、ファンにとっても感動的です。特に、久保投手コーチの指導のもとでの新たな手法がどのように彼の投球に影響を与えるのか、とても興味深いところです。投手としての成長を見せる田中投手に今後も注目が必要です。
ネットの反応
巨人の田中将大選手が取り組む新しいトレーニング方法が話題になっています
特に、2つのボールを使った練習は「新鮮すぎる」との声が多く寄せられ、どういった効果があるのか関心が集まっています
コメントには、実際に2つのボールを使ったことでキャッチボールができる様子を見たことがあるという意見や、田中選手がメジャーリーガーとして経験したことを活かし、新たなスタイルで取り組んでいることを称賛するものがありました
また、今の全てが田中選手自身の管理下にあることが注目されており、楽天に戻る際の新鮮さにも言及されています
ネットコメントを一部抜粋
ボール2つ持ってそのまま投げ、2人相手にしてキャッチボールできるなんて人もいましたが、2つ投げるにしてもやり方によってはこういう練習にもなるんですね。
オレもやってみよ、営業に役立つかも。
実戦がまだ先なので分からないけど期待を持って見れそう。
マー君がどうなるか楽しみですね!
この田中の背中を観て若手が「もっとやらなくては」と意識が変わるだけでも大きな収穫。
キーワード解説
- ブルペンとは?ブルペンは、ピッチャーが試合前にウォーミングアップを行うためのスペースです。通常、試合の前に投手が球を投げる練習をする場所を指します。
- 掌底(しょうてい)とは?掌底は、手のひらの部分を指します。投球や他のスポーツでボールを扱うときに、手のひらをどのように使うかが重要です。