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広島カープ、日南キャンプ5日目の好調選手たちの奮闘に期待高まる

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2025年2月5日、広島カープは日南キャンプの5日目を迎え、若手選手たちの活躍が目立つ一日となった

特に注目を浴びたのは、3年目の内田湘大選手の元気な声と、オフシーズンに右ひじの手術を受けた栗林良吏投手のブルペンでの快投である

栗林投手はコンディションが良好で、術後初めてキャッチャーを座らせての投球を行った

18球を投げ、「ちゃんと座って投げたのは術後初めてだったので、すごく満足したブルペンだった」と、自身の調子を喜ぶコメントを残した

また、「投げても痛みが強くならないので、良い状態で出来ているかなと思う」と、今後の期待も示唆した

一方、シート打撃では2年目の常廣羽也斗投手が目覚ましい活躍を見せ、内田選手、持丸泰輝選手、末包昇大選手から連続で三振を奪うなど、打者5人に対して被安打ゼロという素晴らしい成績を収めた

常廣投手は「アピールする場がたくさんあると思うので、1回1回、しっかり結果が出せるようにがんばって、(開幕)ローテをとれるようにがんばります」と力強く語った

守備面でも昨シーズンのゴールデングラブ賞を受賞した矢野雅哉選手が、その実力を証明

観衆を沸かせる好守を連発し、視察に訪れた侍ジャパンの井端弘和監督も期待の声を寄せた

井端監督は「矢野選手は守備が素晴らしい

若い投手でも、常廣投手とか、ポテンシャルの高い選手がいる

この1年で代表入りする可能性のある選手はたくさんいると思うので、しっかり動向を追いかけたい」と語り、若手選手に注目している様子を伝えた

矢野選手も「(侍ジャパンは)1回は入りたいと思っていた場所なので、入れたら自分自身も良い成長に繋がるんじゃないかなと思います」とWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への意欲を示した

広島カープの日南キャンプ5日目では、若手選手たちの活躍が際立った。術後初めて投球した栗林選手や、好投を見せた常廣選手が特に注目され、侍ジャパンに期待される選手として名を連ねた。若手の成長が今後のチームに大きな影響を与えることは間違いない。特にWBCへの出場を目指す選手たちの意気込みが感じられる。
キーワード解説

  • ブルペンとは?: 野球におけるブルペンとは、投手が試合で使用する前に、ウォーミングアップや調整をする場所を指します。ここで投手は実際にボールを投げて、体調や投球フォームを確認します。
  • ゴールデングラブ賞とは?: ゴールデングラブ賞は、野球において、守備の優秀さを表彰する賞であり、その年の最も優れた守備をした選手に与えられます。守備位置ごとに選ばれ、全国的に認知されています。
  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは?: WBCは、野球の国際大会であり、世界各国のナショナルチームが参加して優勝を争います。野球の普及と国際交流の一環として重要な役割を果たしています。

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