この日は、育成選手の日渡選手と山浅選手の2人の左打者と対戦し、52球の投球の中で5本の安打性の球を打たれた
序盤は球がばらついたものの、徐々にリズムを取り戻し、低めに力強い直球を投げ込むことで、ファウルや空振りを導き出した
根尾選手は「どれだけストライクゾーンに投げ込めるかが今年のテーマ
悪くなかった」と振り返った
この日の投球を見守った中日2軍監督の落合監督は、「野手から投手に転向した時の投げ方に戻ってきた
合ってると思う」と述べ、根尾選手の投球フォームが22年6月ごろのものに改善されていることを指摘した
根尾選手自身も「転向したころに一番見ていただいた方なので、今の方がいい部分もある
もっとよくなるのかな」と、自信を持ってきた
プロ7年目を迎える根尾選手は、背番号も「7」から「30」に変更され、2軍スタートとなった
首脳陣はリリーフとしての短いイニングを活かし、根尾選手の潜在能力を引き出すことを計画している
また、1月には涌井選手との自主トレにも参加し、練習内容への理解を深めることで、今季へのヒントを得たという
キャンプ初日には「心新たに
一番必要とされる選手になりたい」と意気込んでおり、1軍のブルペンメンバーに食い込むための準備を着実に進めている
根尾選手が打撃投手としての活動を通じてパフォーマンスを向上させているのは心強いニュースです。野手から投手に転向してからの成長が見られ、特に指導者からの評価も高まっているのは良いサインです。今後の彼の活躍に期待が寄せられています。
ネットの反応
根尾昂選手に関するコメントでは、彼の投手としてのパフォーマンスが徐々に回復してきたことに対して期待する声が多く見られました
「力強い球が戻ってきた」という意見や、「今年こそは期待したい」という前向きな発言が相次ぎ、ファンたちの関心が高まっている様子がうかがえます
しかし、一方で根尾選手の投球に対する改善点も指摘されています
具体的には、制球力や投球技術に関する懸念が多く、「何となく戻ってきたというのは、また悪くなる可能性を秘めている」といった慎重な意見も見受けられます
根尾選手の適性についても議論があり、「短いイニングで勝負しなければならないのに、ボールがバラけるのは問題」との意見もあります
そのため、コーチ陣は彼の適性と力量を考慮しながら、今後の方針を決めることが求められています
また、根尾選手自身の意識や取り組みが重要であり、「意識して変えて、何が制球や速度に影響を与えるのか考えながら投げて欲しい」との要望も寄せられています
ファンたちは、根尾選手がチームにとって必要な存在になり、活躍する姿を願っており、「根尾君、頑張れ！」との応援の声が響いています
全体として、期待と懸念が入り混じったコメントが寄せられており、今後の根尾選手の成長に注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
根尾の場合は投手として悪くても最悪野手に転向できるのが救いだな
良くなった理由がわかっていれば良いのですが、何となく戻ってきたっていうのは、また、悪くなる可能性を秘めています。
根尾選手のプラスな発言は久しぶりに聞いた。
やっぱり根尾くんは、二刀流がいいと思う。
根尾君良かったね。リリーフとしてチームになくてはならない存在になってほしい。
キーワード解説
- 打撃投手とは？打撃投手は、打者を相手に投球を行う選手のことです。投手が試合で実際に投げる場合に近い状況を再現することで、打者の練習を手助けします。
- ストライクゾーンとは？投手がボールを投げる際にストライクとして判定される範囲のことです。投球がストライクゾーン内に入ることで、打者にヒットを打たれるリスクが減ります。
- リリーフピッチャーとは？試合中に先発投手の交代で登板する投手のことです。短いイニングでの投球に特化しており、試合の流れを変える重要な役割を担っています。
