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ロッテ益田直也が通算250セーブに迫る、記録達成の期待高まる

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ロッテの抑え投手、益田直也(35)が通算250セーブまで「7」に迫っています

この記録は日米通算を含め、過去に岩瀬仁紀、高津臣吾(現ヤクルト監督)、佐々木主浩、現役の平野佳寿(オリックス)しか達成していないものです

益田選手は名球会(一般社団法人日本プロ野球名球会)入りの条件にも当てはまります

益田選手はロッテ一筋、救援一筋のベテランで、13年間のキャリアの中で一度も長期離脱を経験していません

これまで通算747試合に出場し、安定した成績を残しています

「大魔神」と称される佐々木や、プロ野球史上最多の407セーブを挙げた岩瀬とは異なる派手さはないものの、着実にセーブ数を積み上げるタフさを見せています

独特の調整方法と登板への姿勢

益田選手は市和歌山商高(現市和歌山高)から関西国際大を経て、2012年にドラフト4位でロッテに入団しました

彼の試合前の独特な調整方法は、ランニング中心で、キャッチボールなどの球を投げる練習を避ける姿勢です

周囲からは不思議がられますが、「疲れて打たれるより、体がフレッシュでいる方が打たれにくい」と彼は話します

振り返る初セーブからの成長

益田選手がプロ初セーブを記録したのはルーキーイヤーの2012年8月5日のオリックス戦です

彼は経験を通じて、抑え投手としての責任を自覚し、「成功よりも失敗の記憶が残る」と語ります

自身の役割を果たすことに対して感じる喜びではなく安堵があると明かしています

250セーブ達成への期待とプレッシャー

昨季はシーズン途中で調子を上げながらも、25セーブ止まりとなり、250セーブ達成は持ち越されました

今年度は早期の達成を目指し、プレッシャーを感じつつも「うまくいけば4月には達成できる」と自身の調子に自信を持っています

益田選手は自身の記録と共に、チームの勝利への貢献を誓っています

ライバルとの競争

同じ年代の楽天の浅村栄斗内野手も通算2000安打に向けて挑戦しており、共に成し遂げる目標がある中で良き競争が期待されています

益田選手は重圧を感じながらも、250セーブ達成という目標に向けて着実に足を進めています

益田選手の独特の調整方法や登板への姿勢は、彼の成功を支える大きな要因と言えるでしょう。記録達成に向けたプレッシャーもある中、同じく2024年に成し遂げられる可能性のある選手との良き競争を楽しみにしています。
キーワード解説

  • セーブとは?:野球において、試合の終盤でリードを守りきった救援投手に与えられる記録で、一定の条件を満たす必要があります。
  • 名球会とは?:日本のプロ野球界で特に優れた成績を収めた選手たちを集めた組織で、名球会に入るためには特定の成績基準を満たす必要があります。

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