伊勢湾を望む名古屋での第1クールを経て、6日に沖縄での実戦に参加した中田選手は、フリー打撃で37スイング中4本の本塁打を放ち、ファンやチームメイトの期待を一身に受けた
その中で特に注目を浴びたのは、彼の体型の変化だった
昨シーズン、体重115キロを記録していた中田選手だが、食事療法と有酸素運動を取り入れ、現在は「100キロないくらい」と驚くべき減量を実現
井上監督も「すごくスリムになって、今年にかける意思を感じる」とその変化に目を細めている
体重の減少に伴い、昨年悩まされていた腰痛も軽減したとのこと
中田選手は「今、腰に違和感なく走ったり打ったりできているというのは、すごく久々なことで、純粋に嬉しい」と心境を語った
昨年は腰の痛みの影響で62試合の出場にとどまり、打率も2割1分7厘、4本塁打、21打点という不本意な成績に終わった
彼は「腰が痛いと本当につらい」と語り、その苦労を思い出させるが、今は不安のないキャンプに臨めているという
「今年は意地でもやらなければいけない年」と意を決する中田選手
チームの悩みである貧打解消に向け、彼の完全復活が中日ドラゴンズの浮上のカギを握ることになるだろう
中田翔選手の沖縄キャンプでの活躍と身体的な改善は、彼にとって重要な再スタートを意味しています。特に、腰痛の問題が解消されたことは、選手生命において非常に重要な要素です。中日の活躍と成績向上が彼の手に委ねられていることから、その期待は高まるばかりです。
ネットの反応
中田翔選手が体重を減らし、腰痛の不安を克服することに取り組んでいるニュースを受けて、多くのコメントが寄せられました
ファンからは、「お前が必要中田翔!復活を期待している」という前向きな意見が多く見られました
特に、彼の復活が若手選手の活躍に重要な影響を与えるという期待が強調されており、「得点力不足をなんとかしてほしい」との意見もありました
一方で、中田選手の過去の怪我の影響に懸念を示すコメントもあります
「中田が故障せずに今シーズンを完走できれば大丈夫だ」とする声や、反対に「減量しても全力疾走できないならアスリートとは言えない」との厳しい見解もあります
また、スリム化の取り組みについて「去年も同じようにすればよかった」との指摘があり、過去の取り組み不足に対する批判も見受けられました
さらに、「体重増減の繰り返しは健康に良くない」との懸念を示すコメントもあり、ファンの健康に対する心配も表れています
特に、「もう期待もしていない」との意見もあり、中田選手に対する信頼が揺らいでいる様子もうかがえます
それでも、彼の復活を望む声が多く、今シーズンに向けた期待が感じられるコメントが多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
毎年、体重の増減が話題になって、気づいたら怪我してるだけの男。
お前が必要中田翔!細川石川昂弥らが活躍するには中田翔の復活が欠かせない。
腰痛って痩せるとマジで劇的に改善するからね。
やっと 姿勢だけは見えた気がします!偉そうにしないで謙虚に頑張っていただきたいです。
イチローは体型が変わることはなかったよね。体調管理がアスリートにとってどれだけ大切か。
キーワード解説
- フリー打撃とは? とは、選手がピッチャーなしでバッティング練習を行うことで、集中して打撃技術を磨くことを目的とした練習方法です。
- 有酸素運動とは? とは、酸素を使用してエネルギーを作り出す運動のことで、ジョギングやサイクリングなどが含まれます。体重減少や持久力向上に効果的です。
- 打率とは? とは、選手が実際にヒットを打った回数を、試合に出場した全打席数で割ったもので、選手の打撃力を示す重要な指標です。
- 本塁打とは? とは、バッターがボールを打って、そのままフィールドの外に飛び出し、塁を一周して得点することを指します。