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鈴木健矢投手、広島キャンプでの実戦初登板で完璧な投球を披露

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2024年の現役ドラフトで広島東洋カープに加入した鈴木健矢投手(27歳、前日本ハム)が、日南キャンプのシート打撃で実戦初登板を果たしました

鈴木投手は、打者5人に対してパーフェクトな内容を記録し、その中には奪三振も含まれています

「結果的には、すごくいいものが出せた

一発目の実戦が大事だと思っていたので、すごくホッとしています」と、満足の表情を浮かべました

新井貴浩監督(48歳)も鈴木投手の投球に注目し、「おもしろいよね

ウチにはいないタイプ

先発でも中継ぎでもいけるので、これからいろいろ考えたい

選択肢はたくさんある」と評価しています

鈴木投手は、昨季までの投手陣にはないサブマリン投法(下手投げ)の新しい要素をチームにもたらすと期待されています

この日の投球では、直球以外にもカーブやスライダー、シンカーといった多様な球種を披露しました

シンカーは122キロというスピードを誇り、鈴木投手自身は「真っすぐよりも、シンカーのほうが速かったりする」と語っています

これは、直球とシンカーを同じ速さに操ることで、打者に対しては「高低」の揺さぶりを意図したものとされています

現在のプロ野球界は、最速150キロ以上の直球を投げる投手が多い中で、直球の最速が120キロ台の投手は珍しく、さらにシンカーの方が直球よりも速いというのは非常に珍しいケースです

鈴木投手のシンカーは「真っすぐより速い変化球」として、まさに魔球的な要素を持っています

これにより、鈴木投手は新しい風を広島の投手陣にもたらすとともに、新しい挑戦を続けていく展望が描かれています

鈴木健矢投手のシート打撃でのパーフェクト投球は、彼の今後の活躍を期待させるものであり、また新井監督の期待に応える形となりました。サブマリン投法と多様な球種がどのように融合していくのか、今後のプロ野球シーズンが楽しみです。
ネットの反応

鈴木健矢選手が現役ドラフトで新たにチームに加わったことに対するコメントが多く寄せられています

球速がそれほど速くないだけに、変化球のキレが重要になると考えられており、そのトレーニングと実戦での成果を期待する声が多く見られます

また、スタミナ切れが課題として指摘され、投手としての実力向上を願うコメントが目立ちます

左バッター対策についての意見も多く、先発としての起用時には特にこの点が重要となるのではないかとの見方があります

一方で、中継ぎとして起用する場合、右打者に対してピンポイントで投げることで相手にとっての脅威となるのではという期待が寄せられています

ファンからは「スズケンがんばれ!」という応援もあり、期待の高さがうかがえます

また、鈴木選手の投球スタイルに関する意見も散見され、特に球速に頼らず、豊かな変化球を料理することで打者を翻弄する可能性を見いだしているコメントもあります

カープの投手力が課題視されている中で、鈴木選手には特に試合の流れを変える役割が求められるという意見もあります

さらに、試合での彼の活躍を楽しみたいという欲求が見られ、特に特定の相手投手と対戦する姿を期待しているファンのコメントもあります

そして、彼に関する期待は球団全体の勝利の一助となることを願うもので、そのために鈴木選手には自分の特長を生かして活躍してほしいという意見が散見されました

全体として、鈴木健矢選手に寄せられる期待は非常に高いと言えるでしょう

ネットコメントを一部抜粋

  • 球速がない分変化球のキレが求められ、またスタミナ切れすれば打ち込まれると思います。
  • 先発するなら左バッター対策をどうするのかというところが課題になると思う。
  • スローボールでも何でもいい。とにかく新加入メンバーにもどんどん活躍してほしい。
  • 横浜の中川との投げ合いを見たい。
  • 是非先発で使ってほしいですね。
キーワード解説

  • サブマリンとは?下手投げの投球スタイルのことで、ボールが下から投げられるため、打者にとっては軌道を読みづらい特性を持っています。
  • シンカーとは?ボールが投げられた後に急激に沈む変化球で、主に打者を欺くために使われる球種です。
  • パーフェクトとは?試合において、打者を一人も出すことなく完璧な投球をすることを指し、特に注目される成績です。

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