日本ハム・山本拓実、春季キャンプでのライブBPで自己最高の投球を披露

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2025年2月6日、沖縄県名護市で行われた日本ハムの春季キャンプにおいて、8年目を迎える山本拓実投手(25)がライブBP(Live Batting Practice)に登板しました

ライブBPとは、ピッチャーが実際の打者に対して投球を行う形式の練習で、実戦さながらの状況で自らの投球を試すことができます

この日、山本投手は予め投げる球種を打者に伝えた上で、合計41球を投げました

彼が投じた球のうち9本が安打性の打球とされ、特に直球においてはすべて自信を持って投げることができ、「良い感触で投げられた」と満足そうな表情を見せました

昨シーズン、山本投手は36試合に登板し、6勝(0敗)、防御率1・82という素晴らしい成績を収めました

そのオフにはピラティスを行い、股関節の柔軟性を高めるトレーニングを実施したことで、リリースポイントが約10センチ下がったとのことです

この身長167センチの右腕は、身体の使い方が向上した結果、直球の軌道が「より吹き上がるような感覚になる」と自信を見せるコメントをしています

今シーズンに向けて、山本選手のさらなる進化が期待される中、ファンやチームメイトたちにもその成長が届くことを願っています

山本選手のライブBPの結果は、彼の自己最高の投球を見せる絶好の機会でした。前シーズンの成功を経て、トレーニングへの取り組みが実を結んでいる様子が伺えます。また、実戦形式での練習を重ねることで、シーズンに入ったときのパフォーマンス向上が期待されることから、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?実戦的な環境で投球を行う練習形式のことです。ピッチャーが投げた球を打者が打つことで、リアルな試合に近い状況を体験します。
  • 防御率とは?投手が失点した回数を考慮して算出される指標で、数字が低いほど優れた成績を意味します。
  • リリースポイントとは?投球動作においてボールを離す位置のことで、選手の体格や投球メカニズムによって変わります。これが微妙に変わることで球の軌道が変化します。

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