楽天ドラフト1位・宗山塁内野手が春季キャンプで初の実戦形式を披露

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楽天のドラフト1位選手である宗山塁内野手(21=明大)が、沖縄県金武町で行われた春季キャンプで初めての実戦形式であるシート打撃に参加し、その実力を見せつけました

このシート打撃とは、ピッチャーが投球し、バッターが打撃を行う練習形式で、実際の試合に近い環境を提供します

打撃における成果

宗山選手はシート打撃において、二打席の結果が際立ちました

1打席目では、松井選手の直球に対してファウルを3球続け、最終的には四球を選びました

また、第2打席では高卒2年目の坂井選手から、柔軟に変化球を打ち返し、初安打を記録したのです

この際、彼は四球を選ぶことからも分かるように、ボールに対する粘り強さと判断力を発揮しました

守備でのパフォーマンス

また、守備面でも圧倒的な存在感を示しました

宗山は遊撃手として5併殺を達成し、全て走者を置いた状況で難しい打球にも冷静に対応しました

特に、体に近いバウンドの打球を捌く技術や、バウンドに対応する素早い反応力が目立ちました

併殺とは、同じプレーで2人の走者をアウトにする行為ですが、宗山はこのプレーを何度も成功させました

今後の展望

春季キャンプ初の休日を取った宗山選手は、リフレッシュする時間を設けた後、11日には日本ハムとの練習試合で先発遊撃手としてデビューする予定です

三木谷浩史オーナーもキャンプに訪れた際、「いいバッティングをしていた」との評価を受け、「20年に一人の遊撃手」としての期待が高まっている状況です

宗山選手自身も「いい準備をして、結果が良くても悪くても次につなげる意識でやりたい」と、意気込みを見せています

今回の宗山選手の実力発揮は、楽天球団にとって大きな期待を抱かせる出来事です。特に、初の実戦形式での安打と守備も見事で、今後の成長が楽しみです。選手たちの練習内容から、シーズンに向けた良い準備がなされていることが分かります。彼自身のやる気も強く伝わってきました。
キーワード解説

  • シート打撃とは?実際の試合を模した打撃練習のことで、選手の技術と精神力を試される場面です。
  • 併殺とは?同時に二人の走者をアウトにするプレーで、守備側の反応と連携が求められます。

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