この日、実戦形式の打撃練習が行われ、ドラフト1位の西川史礁外野手（21）が中森投手から右前打、さらに早坂投手からも右前打を放ち、存在感を示しました
西川は「初の実戦ということで、とにかく今日は振っていくということをテーマにやったんですけど、結果的に2本ヒットが出て、いい感じだと思います」と振り返りました
ライブBPでの手応え
この日の打撃練習は「ライブBP」と呼ばれ、実際の試合さながらに投手が投げたボールに対して打者が打つ形式で行われました球種やコースを知らない状態での打撃訓練は、選手の判断力や反応速度を試す良い機会です
西川は「低めのワンバンするボールとか、しっかりと見送ることができましたし、ゾーンをしっかりと振っていくことができたと思うので、その面に関しては十分できたなと思います」と自己評価しました
今後の課題
一方で西川は反省点も挙げており、「1球、肩口から入ってきたカーブを見逃してしまった」とし、「あの球は本当に振りに行けば、しっかりと当たってくれればホームランにできるボール次は、その浮いた変化球をしっかりと打てるように準備していこうと思っています」と話しました
西川選手の振り返りからも、初の実戦でしっかりとした結果を残す一方、課題も認識していることが分かります。このような取組が今後の成長につながり、シーズンでの活躍が期待されます。
キーワード解説
- ライブBPとは？ライブBPは「ライブ・バッティング・プラクティス」の略で、実際の試合に近い環境で行われる打撃練習のことです。選手は投手から投げられたボールを実際に打つことで、試合感覚を養います。
